2008-04-30 (Wed) [長年日記]
#1 『ゲームの規則』@Bunkamuraル・シネマ
amazonの正規版(?500円DVDではない方)の紹介より
フランス映画界の巨匠ジャン・ルノワール監督の代表作の1本だが、我が国では製作後43年を経て、復元された完全版が公開された。『ゲームの規則』というタイトルは、ルノワールによれば「人が社会生活の中で―その中で押しつぶされまいとする限り―守らなければならない規則」とのこと。 大西洋を23時間で横断した飛行家アンドレ、その彼が想うラ・シュネイ公爵夫人クリスチーヌ、夫ロベールと愛人ジュヌヴィエーヴ、ジュリユーの親友でクリスチーヌの幼なじみであるオクターヴ(ジャン・ルノワール)といった面々がコリニエールを舞台に、恋愛騒動を繰り広げる。 堅苦しそうな印象を受けるモノクロ映画だが、実はいつの時代も変わらない、惚れたハレたの騒ぎを描いた、すこぶる楽しいラブコメディ。上流階級が登場する作品ゆえ、豪華なセット、華麗な衣装など見どころは少なくない。(斉藤守彦)
いやー難しかった。上記の紹介には「惚れたハレたの騒ぎを描いた、すこぶる楽しいラブコメディ」なんて書いてあるけど、確かにいろんな人が色恋沙汰を起こしていろいろあるけど、銃を振り回す森番が出てきて、最後は人が死ぬし、少なくとも『恋多き女』みたいな楽しいラブコメディじゃないよ。この手の紹介文って大ざっぱな紹介には便利なので使うけど、必ずしも正しくないね。
登場人物が多くてスピードが速いので話についていくだけで大変。観たあとで、1カット単位で解説が入っている『ユリイカ 2008年3月臨時増刊号 総特集=ジャン・ルノワール』を読んでやっと分かったという感じで、正直言って楽しんで見られたという状態ではなかった。
ルノワール+ルノワール展では、この映画の中の狩猟シーンと、猟銃を持った少年(この映画の監督のジャン・ルノワールだったかな?)の絵(ウィキメディア・コモンズで探したが、見つからず)を並べて展示していた。
思ったこととしては、オクターヴ役はジャン・ルノワールだったのか、監督がこんな出ずっぱりの中心的な役で映画に出るの珍しいよな(『ユリイカ増刊号 ジャン・ルノワール特集』を読むまで知らなかった)とか、やっぱり中心的なヒロインであるクリスチーヌは夫も含めると3人の求愛者がいるなということ。この3人というのは、他のルノワール映画『恋多き女』『フレンチ・カンカン』『黄金の馬車』でも同じなので、なんか意味があるのかなと。
まそんなわけで、ついていくだけで精一杯だったので、次に楽しんで観られる機会があれば、感想はその時に…。


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