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2008-04-27 (Sun) [長年日記]

#1 一箱古本市ふるほん結構人ミルクホールに行ってきたよ

一箱古本市は、いわゆる谷根千エリアのあちこちにスペースを設け、そこで素人の人たちが古本を一箱売って、買う人は街を歩きましょう的なイベント。一年前の参加レポートはこちら。あと書いてないけど昨年の秋も参加したと思う。

自宅からバスで根津に向かったが、根津神社のつつじ祭りもあってバスはすごい乗車率。バスから見たら根津のたいやきにすごい人が並んでいた。私は並ぶの嫌いなのでこれほど並んでいない日に買って食べようと思った。

根津駅前でバスを降りて、まずはオヨヨ書林前。ここは古本もさることながら、文学の格言キーホルダーなど小物類が可愛かった。オヨヨ書林店内も少し見てから不忍通りに出て千駄木の方に歩く。

不忍通りから少し入ったところにふるほん結構人ミルクホールというカフェがある。少し前閉店の危機にあったり、その後続けられるようになったそうだけど、そういうお知らせを見てなんとなく気になっていたので、行くことにした。ケーキとか出すような喫茶店は、バターは品薄だし、小麦は高騰するしで今は大変な時期だろうなと思う。

この店は以下のようなポリシーで運営されている。

 人付き合いが苦手だったり、競争社会についていけなかったり、小学生の時分は通信簿に「協調性がない」とかかれてしまったり・・・いい人なんだけど、うまくいかない。

 そんな店主がそんな人たちのためにくつろげるような空間をつくりたい。その一心で、デザインから味、本のラインナップまで、取捨選択して作り上げた店です。

そんなわけで1人で来る客を歓迎するという少数派保護宣言だとか、以下に引用した7つの自由がある。

1)マイペースの自由
2)読書の自由
3)豆選択の自由
4)撮影の自由
5)委託の自由
6)席移動の自由
7)途中退店の自由

今回、私はもちろん1人で訪問した。また、普段あまり店内で写真を撮ったりしないのだけど、「撮影の自由」をうたうくらいの店なので撮らせてもらった。

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店のある通りに「営業中」の看板やメニューの紹介が出ている。

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店はこの細い路地を入ったところにある。

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入り口。

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一人分の席はこんな感じで区切ってある。話をする人はいない。

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自分の席。デスクライトがついている。後ろのTシャツは月夜と眼鏡というところのもの。

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展示はこんな感じ。このほか「ガロ」とかが置いてある本棚もある。

IMG_2572

ちょっと怖い人形が飾ってある。

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ホットカフェオレとチーズケーキを頼みました。お皿がぽってりとした厚みのあるもので可愛いと思った。

その後、往来堂書店古書ほうろうと移動。両方とも店舗前で一箱古本市を開催していて、店舗の方に行くのもはじめて。

往来堂書店は新刊書店でそれほど大きな店ではないのに特徴のある品揃えで有名だけど、私が入った時は入口すぐのところに森まゆみ『断髪のモダンガール―42人の大正快女伝』が積んであったのが目を惹いた。やっぱり森まゆみはご当地の書き手ってことでこういう店では売れるのかな。買おうかと思ったけど同じ著者による『明治快女伝―わたしはわたしよ』を読んでないことを思い出して諦める。

古書ほうろうはこういう古書店にしては店がゆったりと広くて本も多く、店内で人とすれ違うのが楽でそれがとてもいいと思った。

そこから日暮里駅方面に向かい、朝倉彫塑館の前を通るが、この時点でもう一箱古本市が終了する16時過ぎになっていた。そんなわけでスタートが遅かったのもあるけど出品された箱は半分程度しか見られず。多くの箱が出されていた貸しはらっぱ音地でも既に撤収中だった。また、朝倉彫塑館にもいつか行きたいと以前から思っているのだけど閉館が16時半なのでこれも諦める。

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さて、朝倉彫塑館を過ぎたあたりの駐車場のフェンスの向こうに猫がいました。

手を出すと触らせてくれたんだけど、遊ぶつもりなんだろうけど、いきなりかみつかれて結構痛かった。ので早々と退散しました。

そのまま三崎坂に出るまで歩き、再び不忍通りのほうへ下りました。途中でいせ辰で千代紙を見たり、ペチコートレーンの横を通ったり、不思議(はてな)に寄ったり。

最後にまた不忍通りに出て、books&cafe BOUSINGOTに入る。席が全部埋まっていたので、古本の棚だけ見て古本を買って出る。こちらは先ほどとうってかわって明るい店内で2人連れとかで話し込んでいる人が多かった。

ところで古本カフェとか本のあるカフェって結構あってたまに入るけど、私は今ひとつ使いこなしてない感じがする。席と本のあるスペースは離れているので荷物を置いたら席を離れるのが心配だったり、何か頼んだらいつ出てくるかと思いながら本を見たりすることになるし、飲食しながら本を読んでいると汚さないか気になるし、店を出る時に大抵本は読みかけなので、買うほど気に入れば買うけど、そうでなければ結局読みかけのまま置いていくことになるし…と思うと自分の本を持ち込んで読んだ方が楽ということになり、だったら特にブックカフェでなくても普通の喫茶店でいいということになる。みんなどうしているんだろう。

最後に根津のたいやきの店はもう閉まっていたが(売り切ったら店を閉めるのだそう)、その隣の八重垣煎餅でお土産におせんべいを買って帰宅。

買った本は以下の通り。

  • 東方綺譚』(マルグリット・ユルスナール)
    • アジアの物語を題材とした短編集。源氏物語の光源氏が出てくる「源氏の君の最後の恋」が以前から読みたかったので。
  • 夏服を着た女たち』(アーウィン・ショー)
  • 八人のいとこ』(オルコット)
  • 花ざかりのローズ』(オルコット)
    • 『八人のいとこ』『花ざかりのローズ』は連続もので、角川文庫の例の赤いギンガムチェックのシリーズ。どちらかはすでに持っていたはずなんだけど、どちらを持っていたのか忘れたので両方買ってしまった。
Tags: Photo Book Place Event | Bookmark:
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