2007-04-21 (Sat) [長年日記]
#1 軽井沢に行ってきました(1)――三笠ホテルとさまざまな教会
21(土)、22(日)の週末は、母娘2人で軽井沢に旅行に行ってました。
三笠ホテル
軽井沢に14時半くらいに着いて、まずタクシーで向かったのが三笠ホテル。軽井沢町のページの解説によると以下のとおり。
設計・施工が日本人の手による明治後期の純西洋風の木造ホテル。明治・大正時代を築いた著名人が訪れた面影を今に伝えています。昭和55年5月、国の重要文化財に指定。
現在はもうホテルとしては使われておらず、大人400円で見学ができる。ということで、まずは外観。
ここは今回見学した中では最も広い部屋だった。ロビーというか、食事とか社交をする部屋だったと思う。
階段の手すり。
以下は各部屋。どの部屋にもベッドルームと別に机と椅子があってくつろぐ部屋があるのだが、部屋や家具は最近のホテルのように均一ではなく、それぞれの部屋の位置関係や机や椅子の大きさはバラバラだった。
たんすには中央に鏡がはめこまれていた。
とてもきれいな形のソファーだと思う。
さまざまな教会
軽井沢は欧米人向けの避暑地として発展してきたという背景もあり、教会が多い。もっとも、来る客がほとんど日本人になった現在では、もっぱら結婚式場に使われているようだ。日曜日に「内村鑑三石の教会」に行こうとしたら、タクシーの運転手さんに「今日は次から次へと結婚式をするだろうから、たぶん中に入れないと思いますよ」と言われた。実際は結婚式の合間に入ることができたのだけど。
街中にはウエディングドレスを売る店も多く、婚礼産業が観光と並んで軽井沢の一大産業になっているという印象を受けた。
こちらはアントニン・レーモンド設計の聖パウロカトリック教会。軽井沢では最も有名な教会のようだ。
ちなみに、彼が作ったレーモンド設計事務所って今でもあるのね。
とんがった屋根(屋根の勾配が急な理由は、冬に雪を落とすためだろう)の先端はこんな感じ。
教会の横にあった像。これが聖パウロ?
教会内部に貼ってあった絵。
教会内部。木造で素朴な感じもするのだけどどこか華やか。
軽井沢ユニオンチャーチ。これも歴史のある教会で、教会のサイトによると、
もともと官営鉄道の高級技師用クラブハウスとして建てられた建物を買い取り、改装した後、現在の教会として1906(明治39)年から使用されています。
とのこと。
軽井沢ショー記念礼拝堂。わたしの持っているガイドブック『タビリエ軽井沢』によると、
軽井沢を避暑地として国内外に広めたイギリス人宣教師、A.C.ショー氏が設立。裏手にはショーの旧別荘が、ショーハウス記念館として保存・公開されている。
とのことだけど、裏手に行ってみたら「牧師の住居なので立ち入りはご遠慮下さい」という立て札があっただけだったよ。
ショー記念礼拝堂の内部。写真がぶれてしまった。聖パウロカトリック教会に比べるととても質素な感じ。
内村鑑三記念堂 石の教会(←WebサイトはFlashバリバリでブラウザサイズを変えるし、ちょっとどうかなと思う。Wikipedia)の外観。
私たちが行ったのは日曜日ということもあり、次から次へと結婚式を挙げるカップルがいたようだ。その結婚式の合間に運良く入って中を見ることができた。教会内部は撮影禁止とのことで撮らなかったが、内部は、外観写真からも分かる半円状の石が屋根になっており、隙間から空が見えて、石の壁にはつる植物が這っていて絶えず水が流れている、なかなか面白い空間だった。教会内部に入って5分も経たないうちに「次の結婚式がはじまるので……」と出るように促された。
教会のほかに内村鑑三の人生を簡単に紹介した資料室もあった。この人は無教会主義だったそうで、無教会主義の教会とはいったいなんだろう……? と思ってしまった。
ドアや椅子などの家具は木製で独特の形をしている。



ツッコミ入りRSS

「町の裏側の水車のある道に沿うて その聖パウロ教会は立ってゐる。」(堀辰雄)などを思い出してしまいました(といっても「軽井沢シンドローム」経由ですが)。一度はきちんと訪れてみたい。