2007-04-08 (Sun) [長年日記]
#1 『巨星ジーグフェルド』@自宅鑑賞
以下は、私が買った980円版よりも解説が充実していたamazon500円版のページより。
出演: ヴァジニア・ブルース, フランク・モーガン, ウィリアム・パウエル, マーナ・ロイ, ルイーゼ・ライナー
監督: ロバート・Z・レオナード
1893年シカゴ湾で、怪力男サンドーの見せ物興行をうっていたフローレンツは、彼の腕の筋肉をご婦人方に触ってもらうサービスを始め好評を得て、以来、サンドーで大いに売り出すがそのショウでいんちきをやって総スカン。すると今度は、何かと覇を競っていた興行師ビリングズを出し抜いて、フランスの歌手 (ライナー)をスターにして彼女と結婚。天才的舞台製作者F・ジーグフェルドの伝記映画。巨大なウェディング・ケーキのようならせん階段のついた円錐形の回り舞台にワン・ショットで展開される、世界各地の名曲を盛り込んだナンバーは必見。生涯女出入りが激しく、資金の苦労につきまとわれたジーグフェルドに W・パウエル、彼の晩年の糟糠の妻ビリーにM・ロイと、当時人気絶頂だった「影なき男」シリーズの名コンビがやはり夫婦役で組んだのはご愛敬。ファニー・ブライスなどのジーグフェルドのショウ出身のスターが本人役で顔を出すのが嬉しい。
以前、山崎まどかさんが紹介していた映画のDVDが980円と安かったので、買って自宅鑑賞。古い映画なので500円版とかも出ているけど、500円程度の違いで正式版が手に入るのならこっちの方がいいと思った。正式版には特典映像として、ジーグフェルドの実際の娘や彼の最初の妻を演じた女優などの関係者インタビューと公開当時のPR用映像(?)が入っている。
山崎さんもレクチャーで見せていて、上記の紹介でも「巨大なウェディング・ケーキのようならせん階段のついた円錐形の回り舞台にワン・ショットで展開される、世界各地の名曲を盛り込んだナンバーは必見」とある有名な巨大な回り舞台のシーンがYouTubeにあった。言葉でいろいろ説明するよりもとにかく見るよろしってことで、載せておく。YouTubeだとどうしてもディテールが潰れてしまうので、細部まで見たい人はDVD買いましょう。どうせ安いし。
このシーンはワンカットで撮っていて、当時の費用で20万ドルかかったそう。この映画にはほかにもいくつも彼が作った舞台が出てくるのだけど、これがなんといっても一番すごい。この映画は、実際にジーグフェルドがレビューにかけた何倍もの費用で舞台を再現した(というか、実際よりもゴージャスにした?)というのが公開当時話題になったんだそうだ。
この映画を見たのは、上記のような彼が作った舞台の美しさを鑑賞したいという目的だった。だけど、それだけではなく、女扱いがうまくていかにも海千山千のプロデューサー・タイプのジーグフェルドの人物像も(ありがちだけど)、ルイーゼ・ライナーが演じる最初の妻の心の葛藤(これでアカデミー賞を取ったという)もよかった。最近古い映画ばかり観ているからかもしれないけど、1936年の映画だという古臭さは感じなかった。現代で言うとつんくとか小室哲哉ってのがこういうタイプなのだろうか。ぐっとスケールは落ちる気もするが。
これを観てジーグフェルド・フォリーズへの関心が深まったので『Century Girl』も買ってしまいそうだ……。うーんどうしよう。


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