2007-01-04 (Thu) [長年日記]
#1 冬休みに読んだ本
冬休みだし、仕事とか社会とかとあんまり関係ない本を読もうと思うと、女性の書いたものが多くなってしまう。これは昔からで、好きなように本を読もうと思うと、なぜか女性の書いたものばかりが気になる。
ヴァージニア・ウルフ『病むことについて』
ヴァージニア・ウルフの小説に歯が立たず、エッセイなら、ということで『自分だけの部屋』に続いて読んでみた。
表題作『病むことについて』はよく分からなかったものの、気にいったものもあった。書評なんて記号による評価と概要と引用だけでいいんじゃないの、というエッセイとか。階級と社会についてとか。でも全体的には『自分だけの部屋』の方が好きかなぁ。
原田治『ぼくの美術帖』
著者はイラストレイターで、はてなダイアリーで書いているのをきっかけに興味をもった。縄文美術を軸とする独自の日本美術史論を唱えている。
本書は1982年に出版されたものの復刊だが、この版のあとがきには、その後本書で展開している独自の日本美術史論を裏付ける発見をしたと書いてあり、一体なんだろうと思ったが、それはまた別の本でまとめるそうだ。
『須賀敦子全集 第1巻』
須賀敦子は以前から興味はあったものの読んだことがなかったので、全集の文庫版が出たのをきっかけに読むことにした。
戦後のイタリアに渡り、語学の勉強からはじめて左翼的な書店の活動に関わり、メンバーの1人と結婚する。そのあいだ日本文学のイタリア語翻訳の仕事をするが、夫が死去して日本に戻ってきたあと日本語での著述活動を始めたという経歴。人間観察の細かさがすごい。
『尾崎翠集成(上)』
本書の冒頭にある『第七官界彷徨』が尾崎翠の小説としては最も有名だろう。買ってからしばらく仕事の合間に読み進めようとしていたが、どうも小説の世界になじめなくて読み進めるのが辛かった。これは時間がある時に一気に読まねばと思い、冬休みを機会にそうしてみたら結構面白く読めた。
つまり、著者の独自の世界に入るのに時間がかかるので、ある程度時間がある時にまとめて読まないとだめみたいだ(少なくとも私にとっては)。
川上弘美『溺レる』
世間からはみ出ていく、あるいははみ出たところにいるカップルを主題とする短編集。独自の言葉選びをする人。
太宰治『女生徒』
女性の一人称で語られているものを集めた短編集。うまいなぁ。
#2 モナー神社
リアル初詣に行かなかったので、モナー神社にお参りをしてみた。
おみくじを引いたらなんと凶だったので、神社の木に結ぶ代わりにここに晒しておくことにする。
【凶】 (No.6390) モナー神社 願事 : 些かの事から過ち破れる恐れあり 待人 : いくら待てども現れる事なし 失物 : 容易く出がたし 旅立 : 慎重に行くべし 商売 : 売買ひかへめにすべし 学問 : 困難あり 心据えて勉強すべし 争事 : 初めは危く後宜し 転居 : 宜しけれど急ぐは悪し 病気 : 重し 信心せよ 縁談 : 思わぬ人の妨げあり 何事も控えるが宜し
追記
私のところで見たからといっておみくじを引いた人がみんな大吉なのはどうしてだ〜!!(実例その1、その2。そのほかmixi内の日記など)
そもそも私は山形さんのところで見て引いてみたのだけど、そこでも大吉が出ているのである。よっぽど大吉の出る確率が高いのだろうか。そこで凶を引いてしまうワタシって一体。


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大吉だったけど、文字化けして読めん。(Safari)
おれもyucoさん経由だけど大吉じゃなかったので安心して!<br>中吉だけど(笑)
うーむ、だれか凶を引かんか〜(←他人をまきぞえにしたい人)
すみません、うちの所は大吉2れんちゃんでした。