2006-12-29 (Fri) [長年日記]
#1 『和田夏十の本』
新・レディメイド*はせべ社長のひみつダイアリーで絶賛されているのを見て購入。一気に読んだ。また、本書については法政大学4年の学生さんの文章もある。(大学4年でこの本の存在を知っていて、ファンになるなんて大人だなぁ)
和田夏十というひとは私も今まで知らなかったのだけど「ビルマの竪琴」などの脚本家。1983年にガンで亡くなっている。本書には『黒い十人の女』『炎上』の脚本に詩とエッセイが入っている。編集は彼女と友人だったという谷川俊太郎で、冒頭に一文を寄せている。
エッセイのテーマは生死についてなど色々だが、個人的には女に母性を押し付けて無制限に甘える日本の男とそれをよしとする日本社会批判が印象に残った。『黒い十人の女』もそれがテーマの映画なのだろう。映画で一度見てみたい。
それにしても、2000年に出版され、たぶんそんなに多くは刷っていないだろう(私が買ったのも初版だった)、Amazonにも在庫がないこの本だけどジュンク堂の池袋店に行ったら置いてあったのでさくっと買えた。実にありがたい存在である。
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