2006-06-10 (Sat) 一日に3本映画を見た日 [長年日記]
#1 『危険な関係』@池袋新文芸坐
『危険な関係』は何度も映画化されているのだけど、今回見たのは原題が“Les Liaisons Dangereuses 1960”で、1960年のパリの上流社会を舞台にした翻案もの。まあ、個人的な感想としては、ジャンヌ・モローのきれいなこと。これにつきる。中年女の汚れた部分も持っている色っぽさ綺麗さって意味ではこの人にかなう者はないね。アネット・ヴァディムも綺麗なんだけど、ジャンヌ・モローと比べると、単にきれいなだけでお人形さんっぽい(役柄もあるけど)。これは新文芸坐のジェラール・フィリップ特集なのだけど、彼の女たらしっぷりもよかったけどね。監督はロジェ・ヴァディム。
音楽はジャズの作品としても結構有名。気に入ったので早速サントラ買いました。
『危険な関係』翻案もの
原作本は私も全部は読めていないのだけど、フランスの古典心理小説で、貴族社会で、奇妙な絆で結びついている男女がいて、女が男に命じて清純な女性を誘惑させ、清純な女性の恋人なども絡んできて最終的には破滅するという話なんだけど、ストーリーに力があるのか、今まで何度も翻案されてきています。個人的にこういう翻案ものは大好き。ヨン様主演で韓国の宮廷物になっている『スキャンダル』もあるし、日本のテレビドラマで日本を舞台にした話にもなっている。個人的にぜひ見てみたいのは、アメリカの上流家庭の高校生の話に翻案したという『クルーエル・インテンションズ』。
#2 『しのび逢い』@池袋新文芸坐
これも新文芸坐のジェラール・フィリップ特集なのだけど、『危険な関係』のあとでは緊張感が欠けるというか見劣りするなぁ。そもそもタイトルと内容があってないよ!メロドラマみたいなタイトルなんだけど『女たらしバカ男くん一代記』みたいな内容。いつも女性をくどいていないと気が済まず、それ以外の能力はまるっきりなくてかわいげ以外は何もないという感じの男の一生で、そのあとに見た『嫌われ松子の一生』と比べて見てしまう。
特にジェラール・フィリップ萌えでなければおすすめしません。


ツッコミ入りRSS
