2006-01-04 [長年日記]
# [Business][Book]『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』と自分の強み
大量のアンケートを元に、人間の持つ強みを34個抽出して、個々人が持っている強みは一生ほぼ変わらないので、人はその強みを生かして働くべきであり、弱みをカバーすることにエネルギーを使う価値は少ないと説いた本。
この本のカバー裏には一回だけ使用可能なパスワードが載っており、それを使ってStrengthsFinderで自分の強みを診断してもらえる。こういう風に書籍とネットサービスを抱き合わせるっていう試みも面白いね。
私の診断結果は以下の通り。
- 全ての34の強み:アレンジ、運命思考、回復志向、学習欲、活発性、共感性、競争性、規律性、原点思考、公平性、個別化、コミュニケーション、最上思考、自我、自己確信、社交性、収集心、指令性、慎重さ、信念、親密性、成長促進、責任感、戦略性、達成欲、着想、調和性、適応性、内省、分析思考、包含、ポジティブ、未来志向、目標志向
- 私に特徴的な5つの強み:内省、収集心、学習欲、適応性、自我
というわけで、どんなビジネスにも必要そうな分析志向・規律性・責任感、または人間関係において大事そうなコミュニケーションとか共感性、社交性といった要素が私には全く入っていないというのがなんというかまぁ…。このテストによると、私は適応力のあるオタクってところですかね。お勉強(インプット)はするけどアウトプットは弱いというか。
以前やったタイプ別性格診断での結果INTPとも一致するものを感じるし、自分でもこういう性質なんだろうな、と思う。
以下は詳しい診断結果。
あなたの「自分だけのテーマ」
Gallup社による長年にわたる研究の結果、最も効率的な人々は、自分の長所と行動パターンを知っているということが明らかになりました。これらの人々は、日常の生活、キャリア、家庭生活において、ニーズを満たし、期待を上回る実績をあげるための戦略をたてることに最も優れています。
あなたが身につけた知識とスキルを見直すことで、自分の能力について基本的な理解を得ることができます。しかし、常に成功を収めるために必要な要素を本当に理解するためには、あなたが生まれつき持っている才能を自覚し理解することが必要です。
「自分だけのテーマ」は、StrengthsFinderの結果明らかになった、あなたの才能が最も顕著に示される上位5位のテーマのことです。全34のテーマのうち、これがあなたの「上位5位」のテーマです。
「自分だけのテーマ」は、あなたを成功に導くために才能を最大限に高める上で、非常に重要です。「自分だけのテーマ」のそれぞれに、または、その組み合わせに注目することで、自分の才能を認識し、「強み」を築き、常に一定して完璧に近い実績をあげることで、個人的生活とキャリアの成功を享受できます。
Intellection/内省
あなたは考えることが好きです。あなたは頭脳活動を好みます。あなたは脳を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好きです。あなたが頭を働かせている方向は、例えば問題を解こうとしているのかもしれないし、アイデアを考え出そうとしているのかもしれないし、あるいは他の人の感情を理解しようとしているのかもしれません。何に集中しているかは、あなたの他の強みによるでしょう。一方では、頭を働かせている方向は一点に定まっていない可能性もあります。内省という資質は、あなたが何を考えているかというところまで影響するわけではありません。単に、あなたは考えることが好きだということを意味しているだけです。あなたは独りの時間を楽しむ類の人です。なぜなら、独りでいる時間は、黙想し内省するための時間だからです。あなたは内省的です。ある意味で、あなたは自分自身の最良の伴侶です。あなたは自分自身にいろいろな質問を投げ掛け、自分でそれぞれの回答がどうであるかを検討します。この内省という資質により、あなたは実際に行っていることと頭の中で考えて検討したことと比べた時、若干不満を覚えるかもしれません。あるいはこの内省という資質は、その日の出来事や、予定している人との会話などといったような、より現実的な事柄に向かうかもしれません。それがどの方向にあなたを導くにしても、この頭の中でのやりとりはあなたの人生で変わらぬものの一つです。
Input/収集心
あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。あなたが収集するのは情報――言葉、事実、書籍、引用文――かもしれません。あるいは形のあるもの、例えば切手、野球カード、ぬいぐるみ、包装紙などかもしれません。集めるものが何であれ、あなたはそれに興味を引かれるから集めるのです。そしてあなたのような考え方の人は、いろいろなものに好奇心を覚えるのです。世界は限りなく変化に富んでいて複雑なので、とても刺激的です。もしあなたが読書家だとしたら、それは必ずしもあなたの理論に磨きをかけるためではなく、むしろあなたの蓄積された情報を充実させるためです。もし旅行が好きだとしたら、それは初めて訪れる場所それぞれが、独特な文明の産物や事柄を見せてくれるからです。これらは手に入れた後、保管しておくことができます。なぜそれらは保管する価値があるのでしょうか? 保管する時点では、何時または何故あなたがそれらを必要とするかを正確に言うのは難しい場合が多いでしょう。でも、それがいつか役に立つようになるかどうか誰が知っているでしょう。あらゆる利用の可能性を考えているあなたは、モノを捨てることに不安を感じます。ですから、あなたは物や情報を手に入れ、集め、整理して保管し続けます。それが面白いのです。それがあなたの心を常に生き生きとさせるのです。そしておそらくある日、その中に役に立つものが出てくることでしょう。
Learner/学習欲
あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復誦し練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まる――これがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。あなたの意欲の高まりは、あなたに社会人学習――外国語、ヨガ、大学院など――への参加を促すようになります。それは、短期プロジェクトへの取組みを依頼されて、短期間で沢山の新しいことを学ぶことが求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。この「学習欲」という資質は、必ずしもあなたがその分野の専門家になろうとしているとか、専門的あるいは学術的な資格に伴う尊敬の念を求めていることを意味するわけではありません。学習の成果は、「学習のプロセス」ほど重要ではないのです。
Adaptability/適応性
あなたにとって今この瞬間が最も重要です。あなたは将来を既に決まっているものとは考えていません。将来というのは、今あなたが行う選択によって変わっていくものだと考えています。つまり、それぞれの時点で進む方向を一つずつ選択することによって、将来を見出すのです。これは計画がないということではありません。おそらく計画は立てているでしょう。たとえ計画が予定通りに行かなくなったとしても、適応性という資質によって、あなたはその時々の状況に容易に対応することができるのです。突然の要請や予期せぬ回り道に憤慨する人も中にはいますが、あなたは違います。あなたは、それらを期待しているのです。それらは必然のことであり、実のところ、あなたはある程度それを待ち望んでいます。あなたは生まれつき大変柔軟性のある人です。仕事上の必要から同時にいくつものことに注意を払わなければならない場合でも、常に生産性を保つことができます。
Significance/自我
あなたは、他人の目にとても重要な人間として映りたいのです。もっとはっきり言えば、あなたは認められたいのです。あなたは聴いて欲しいのです。あなたは目立ちたいのです。あなたは知られたいのです。具体的には、あなたの持ち前の強みによって人に知られ、評価されたいのです。あなたは、信頼でき、プロフェッショナルであり、そして成功している人として、尊敬されたいと感じています。同時に、あなたは信頼でき、プロフェッショナルで、成功している人とだけつきあいたいのです。もしそういう人でないと、あなたは彼らがそうなるまで圧力をかけるでしょう。彼らがそうならないなら、あなたは彼らを置いて先へ進むでしょう。独立心の強いあなたは、仕事を単なる仕事そのものではなく、自分の人生そのものにしたいと考えています。そしてその仕事の中で、好きなようにやらせて欲しい、又は自分のやり方でやるための余地を与えて欲しいのです。あなたのこのことに対する熱い思いは非常に強く、あなたはこれらを実現しようとします。ですからあなたの生活は、強く求める目標、成果、地位であふれています。何に焦点を当てていようとも――一人によって異なりますが――あなたの「自我」という資質は、中途半端から優秀な状態へとあなたを向上させ続けます。これが、あなたをより向上させ続けている資質なのです。
2006-01-05 [長年日記]
# [Life] 年末年始にしたことを忘れないうちに
- 年末に『アート&テクノロジーの過去と未来』に行ってきた。江渡さんのModulobeと、子供が踊っているように見える岩井俊雄の《時間層II》、結界が張られたような部屋の中を歩くとそれに応じて床や天井の模様が動く三上晴子+市川創太の《gravicells[グラヴィセルズ]─重力と抵抗》が印象に残った(作品一覧)
- 年末年始は例年のように岐阜の実家に帰り、そこから家族で神戸の有馬温泉へ。父の勤める会社の保養所があるので安く泊まれるのである。
- その温泉旅館で紅白歌合戦も見た。渡辺美里を久しぶりに見られたのは良かったけど、往年の勢いというか歌唱力は衰えているように思えた。無難に歌っているなという感じ。その次の和田アキコのほうが年上だろうが勢いがあってかっこよかった。私がもともと黒人音楽系が好きだと言うのもあるけど。
- それにしても、紅白に出てくるお笑い芸人のコントは、どうしてあんなにつまらないのだろう。私は普段テレビを見ないので、「これがあの『ヒロシです』か」と思ったもののつまらないのでがっかりした。
- 元旦の翌日に帰り道にある南宮大社で初詣。天気がよかったこともあってすごい人ででした。おみくじは大吉。
- 久しぶりに会った親に「太ったな」を連発され、今年の目標に「ダイエット」を掲げることを決心する。
2006-01-13 [長年日記]
# [Museum] ヴィヴィアン・ウエストウッド展@六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリー
終了(15日)間近と言うこともあってかなり混んでました。
最初のパンキッシュな感じから、80年代のカラフルなスーツ系、その後もっとエレガントな方向に向かうという流れがよく分かりました。
最後の出口付近にあったビデオで本人が出演していたのだけど、紙を真っ白にして、黒地にプリントのワンピース(多分)を着て話しているのだが、エレガントでどこかとんがったところも感じ、かっこいいおばあさんだなぁ、と。
2006-01-16 [長年日記]
# [Culture] ガーリッシュ
MM/Memoは以前から存在は知ってはいたが、急に気になってきた乙女系というかガーリッシュ系特集。「ガーリッシュ」というのはmixiのコミュニティにもある「文藝ガーリッシュ」から。
2006-01-20 [長年日記]
# [Museum][Art][Photo]植田正治:写真の作法@東京都写真美術館
に行ってきました。公式ページでの紹介にあるとおり
鳥取県に生まれた植田正治は、1930年代から晩年に至るまで、 モダンな感覚にあふれた独特な表現をもって、日本の写真界でユニークな活動を展開するだけではなく、 ヨーロッパやアメリカにおいても高い評価を受けてまいりました。
写真は白黒が多く、シンプルで人物配置にはっとさせられるものが多い。確かに「モダン」という言葉がぴったりあてはまる。CDのジャケットなどに使うとよさそうな軽さを感じるおしゃれな感じ。
追記
コメント欄で情報を貰ったので追記。
- カコ(シルビア・ディー/ジョン・D・ラウダーミルク/ジェフ・ステファンス/ジョニ・ミッチェル/レイッチ・ドノバン/キャスリン・コーエン/レジ・ワグニエール/鈴木慶一/徳武弘文/原田知世)
- 植田正治写真美術館
どっちもいい感じですね。ぜひ聴いてみたい&行ってみたいです。ありがとうございました。
# [Museum][Media][Photo] 発掘された不滅の記録 1954-1975 [VIET NAM ベトナム]そこは、戦場だった@東京都写真美術館
同時に展示されていたこちらは一転してリアルなベトナム戦争の写真。ベトナムの民族衣装を着て戦ったりジャングルの中を歩いていたり。女性が銃を構えているなど女性が前線に出ている写真も多かった。
2006-01-22 [長年日記]
# [Event][Music] 双子のゲーム2@青い部屋
ちょっと遅刻して行ったものの、一番のお目当てだったJUMEAUX OBSCENESには間に合いました。やすのさん可愛いすぎです。声も甘いし。わたしはSPANK HAPPYは岩澤瞳嬢が抜けてドミニクが逃げてモデルのヴォーカリスト*1をとっかえひっかえしていた頃に一度見たきりだったので、むしろ「あ〜、SPANK HAPPYって本来こんな感じだったのかも」とか思ったり。
その他の出演者ではコンタキンテがかなりのインパクトでした。水ぶっかけられて大変でした(笑)
終わった後はにじむさんとラーメン食べて帰りました。
*1 ただし口パク
2006-01-23 [長年日記]
# [Event][Wiki] @dotBAR
すみませんが、私のプレゼンは諸々事情もあり秘密ということで。ここにいるときに堀江氏逮捕の第一報が来て驚き。少しだけみんなでテレビを見たりしました。
開催場所となったdotBARはたださんも書いているとおりネット環境が揃っていてストリーミングやらなんやら色々できる環境でした。オーナーの神田さんのブログ(のこの日の分)はこちら*1。
*1 ううむ、TrackBackスパムが酷いですね…TypePadってこういう対策できないんでしょうか
2006-01-28 [長年日記]
# [Movie] 白バラの祈り―ゾフィー・ショル、最後の日々
ナチスドイツ下で反ナチ活動をしていた白バラの一員だったゾフィーは、反ナチのビラを撒いたときに同じ活動をしている兄と一緒に捕まってしまう。最初は「ビラはもともと置いてあった」等と嘘を言い、釈放されるところだったのだが、釈放の直前に警察側がなにか証拠を掴んでしまい、裁判にかけられ死刑を宣告され、即ギロチンにかけられてしまった。
映画が始まってすぐにゾフィーとその兄はビラを撒いて捕まってしまい、その後の取調官との会話や裁判でのやりとりがメインとなって進行する。なので、白バラとはどのような団体で、他にどんな活動をしているのか、他にどんなメンバーがいるか、ゾフィーが白バラに入ったいきさつは何か、といったことはよくわからない。ひたすら会話の緊迫感を観るための映画だと思った。
ビラを撒いたことが自分だとばれ、腹を括ってからのゾフィーはびしびしと論理的に自分の考え方を説明していく。取調官は内心では彼女の考えを理解しているように思えるし、裁判官はゾフィーに説得されたくないので、ものを考えないようにしてわめきちらしている。言論の自由のない状況では弁護士はいてもお飾りでしかない。従軍経験のあるゾフィーの兄は、裁判のときにその経験を話すことで傍聴人の兵士たちに一瞬「確かにそうだよね」という空気を発生させる。彼らは死刑になることは覚悟の上で、裁判の傍聴人にだけでも自分の主張を伝えることを選んだのだった。
それでもやっぱり普通の若い女の子(当時21歳)という面もあり、独りになったときや囚人同士で話すときは泣いたり、彼氏の話をしたりするんだけど、取調官や裁判官といったナチの連中の前では絶対に泣かない。
一番印象的だったのは、裁判の最後に「被告は何か言うことはないか」と裁判官に促され、ゾフィーが「あなたも今にここ(被告席)に立つわ」というところ。自分を死刑にするほどの権力のある相手に向かっていても、自分が正しく、相手が間違っているという確信はゆらがない。大変なことだと思った。



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