2005-12-01 (Thu) [長年日記]
#1 北斎展@東京国立博物館
とにかく混んでた。チケットを買ってから外で10分くらい並んでから入った。それでも平日だったからましな方で、土日など「一時間待ちです」とかになっていたりする。以前土曜に行こうとして諦めたのだった。あまりの人気に平日でも閉館を午後5時から6時まで一時間延ばしていたが、私はその最後のぎりぎりまで見ていた。
また浮世絵ってサイズが大きくないし線が細かいから、近くに寄って見ないと意味がないので、みんな顔をくっつけんばかりにして見るのだ。最初の方で時間を掛けすぎて最後は閉館ぎりぎりに駆け足で見ることになったのが反省。
混んでいたわりには見て満足した。とにかく数はたっぷりあって、色と線のバランスが本当にきれいで見ていて飽きない。淡い色のいわゆる浮世絵から、西洋風の色彩や陰影も取り入れて行く過程がわかったりとか。個人的には七福神の絵が好きだ。
この人、最晩年には「画狂老人卍(がきょうろうじんまんじ)」と名乗っていたそうで、このネーミングはかっこいいなぁ。
2005-12-03 (Sat) [長年日記]
#1 『デジタル音楽の行方』出版記念宴会@渋谷
yomoyomoさんの記述にあるように幹事をやらせてもらいました。2002年くらいからyomoyomoさんが上京するのにあわせて宴会をしていて、たいてい私とかにじむさんとかが幹事をやったりしてきております。今となっては大体おなじみのメンバー、そして一部に入れ代わりがある感じでなんとなくきています。(その一例)
一次会の店はウェブで適当に探したのだけど、20人と言って予約していたのに明らかに狭い部屋だし、鍋の宴会セットみたいなのを選んだんだけど、デザートが出てから鍋の〆のうどんが出てきたり、飲み放題にしたのだけど頼んだ飲み物が出てこない(多数)など、ちょっとダメな店でした。みなさんごめんなさい。二次会は、以前もこのあたりのメンバーの飲み会で使ったネパール料理の店でした。
それで店どうこうとは関係なく、会話自体はいつもながら面白いものでした。ほぼ全員がサイト持ちで、私にとっては初対面でもサイトは以前から読んでいた人がほとんどだし。
最近飲み会の感想はmixiに書くか全く書かないかというのが増えてきて、オフレポという文化が薄まってきているような気がしますね*1。見つけたのはにじむさんとたださんくらいでした。もう一件この飲み会だと明らかに書いてはいないものを見つけましたがリンクはやめておきます。
- http://bm.que.ne.jp/log/20051203.html#p02
- http://sho.tdiary.net/20051203.html#p03
- http://d.hatena.ne.jp/otsune/20051204/p1 (追加)
*1 別にそれが悪いとかそういうのでは全くなく、そんなの個人の勝手だと思うけど
2005-12-06 (Tue) [長年日記]
#1 Pubis Angelical(天使の恥部) 菊地成孔「南米のエリザベス・テイラー」2005年ファイナル・ホール公演@天王洲アイル アートスフィア
えがった〜(いきなりにせ東北弁)。
『南米のエリザベス・テイラー』をCDで聞くよりよっぽど迫力があった。というか普通CDが生演奏になるときに予測される迫力を上回る迫力。あれはなんというのでしょうか。
ホールのせいもあってまるでクラシックのコンサートのようだった。私はジャズについてもそんなに詳しいわけでもないのだけど、実際、バイオリン3人・チェロ・ハープなどの楽器編成といい、ジャズをはみ出ているなんともいえない音楽になっていると思う。
2005-12-08 (Thu) [長年日記]
#1 UA@昭和女子大学人見記念講堂
こちらによると、セットリストは以下のとおり。
- そんな空には踊る馬
- ロマンス
- Lightning
- The color of empty sky
- Mori
- Niji
- Moss stares
- Like a soldier ant
- 記憶喪失
- ドア
- 閃光
- 踊る鳥と金の雨
- 青空
encore1
- 電話をするよ
- スカートの砂
- ミルクティー
encore2
- 島唄(タイトル不明)
またこちらによると、編成は以下のとおり。
大野由美子(ムーグ、スティールパン)、内橋和久(ギター、ダクソフォン)、関島岳郎(チューバ)、後は名前が分からないのだがギター、チェロ、そしてマリンバ、ヴィブラフォン、パーカッションを担当する2名。野音の時の編成にチェロが加わった形だ。ギターは野音の時の青柳拓次ではなかった。
UAのライブは初めてだが、この人はライブアルバムを多く出しているので、それをよく聞いている。いつも「あの曲がこうくるか!」という感じでアレンジを変えてきていて面白い。
今回は、最新のオリジナルアルバム『Breathe』からの曲が多かったかな。オーガニックというか、穏やかな自然の感じというのがテーマにあった気がする。ステージの演奏者の足元に、点々とオレンジ色の照明があり、森の中で地面に明かりを置きながら演奏しているというイメージを感じた。
『Breathe』の曲は比較的原曲に近いイメージで、他の曲は「ほー、この編成だからこうするのか」みたいな楽しみ方ができる。全体的に楽器は控えめで、まぁUAが物凄く歌のうまい人なので、それを引き立てる感じでした。
このとき会場で最新アルバム(といってもベスト盤)の『Nephews』と去年のツアーのライブ盤である『la』を買った。個人的には『la』の、菊地成孔とかが入っているジャズテイストの2004年のツアーを見たかったなぁ。当時はそこまでジャズが好きでもなかったし、音楽自体への興味が薄かったから見逃していたのだけど。
2005-12-10 (Sat) [長年日記]
#1 ONJO/OUT TO LUNCH CD発売記念ライブ@Shibuya DUO MUSIC EXCHANGE
今週はライブ3つも行ってライブ週なり。
今回のは、Eric Dolphyの『Out to Lunch』というジャズの世界では大変有名なアルバムがあって、大友良英氏が彼なりの解釈を加えつつアルバム一枚まるごとカバーしたものを作り、その発売記念ライブということ。
そして、今回発売されたアルバムはこちら→
当日のライブは、大友氏のサイトにセットリストがあるのだけどこんな感じ。
A面 1)Guiter Solo + SachikoM & Kahimi ↓ HAT&BEARD 2)Something Sweet Something Tender 3)Gazzelloni 幕間 4)闇打つ心臓 5)Claimbers Hight Opning 〜Lost in the Rain B面 6)Out to Lunch 7)Straight Up and Down(含む「真夜中の静かな〜」) Encore Eurika〜Climbers High Ending
今週行ったライブは、これを除く2つはずっと座りっぱなしで聞くものだったのだけど、これだけオールスタンディングなのでちと疲れた。しかも、クロークで500円取るというので、けちってかばんとコートを持ったまま聴いていたので。また、人口密度も高くかなりの熱気だった。
わたしは、ジャズは好きなんだけど、フリージャズとか、聴いていてメロディとかリズムに規則性が見出せない類の音楽はなんだかよく分からんと思って避けてきていて、ドルフィーの方の『Out to Lunch』も持ってはいたが「なんかふしぎな曲だな〜」と思うだけで聴き所がわからないというか、そんなに積極的に聴いていたわけではない。
そもそも、大友氏のCD自体一枚も持っていなかったし、ライブも初体験で、少し前からはてなダイアリーを拝見していたり、菊地成孔氏と交流があるらしい(そういえばこの二人のトークイベントも行ったかな)ということを知っていたが、音については全然知らなかった。
今回のライブでも、最初は「やっぱりよくわかんないなー、どうも場違いなところに来ちゃったかな〜」と思っていたが、だんだん楽しみどころが見えてきて、これは新しい体験だった。ドルフィーの原曲と同じところは同じなりに、違うところは違うなりに、バラバラにそれぞれの楽器が鳴るときはそれなりに楽しむというか。これはライブだからこそわかったことだと思う。
大友さんが指揮をするとき、彼が手を振ったら、ボールのように音が飛んでいったかのように鳴る。手を振ると一瞬ですべての音が止まる。その操りぶりも面白いし、何度か登場したカヒミ・カリィ(菊地成孔ライブにも出ていたので、今週見かけるのは2回目)は、Lost in the Rainの歌いだしの色っぽさにはやられた。


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