2005-01-28 (Fri) [長年日記]
#1 『シルヴィア』
向島さんが「駄作」と書かれているのに激しく同意。私はあまりにもひどすぎて最初の半分くらいで出てきてしまいました。
まず、実在の女性詩人の伝記映画なのに、主役のグウィネス・バルトロウが賢そうにも魅力的に見えなくて*1全く共感できないのが痛すぎる。グウィネスの実年齢は30代前半くらいだと思うんだけど、この映画の冒頭で女子大生のはずのシルヴィアなのに、グウィネスの実年齢くらいに見えてしまう。精神面でも、実際のシルヴィア・プラスが持っていたであろう*2賢さとか繊細さとかが全然見えなくて、単に子どもっぽくて尻軽で痛い人にしか見えない。
大学で詩の才能に一目ぼれ*3した夫と結婚して、あっという間に夫婦生活が始まるんだけど、お互いに詩じゃ食えないから教師をすることになる。旦那はシルヴィアと一緒に詩の訓練をしたいと思っているみたいなんだけど、シルヴィアは「あなたは偉大な詩人になってね。私はあなたのために家事をするわ」というふうに振舞っているのに、ある日突然、はっきりした証拠もなしに夫の若い教え子に嫉妬しはじめて「あなたあの娘と寝たわね!私はいままで自分を犠牲にしてあなたのために尽くしてきたのに!キー!!」と騒ぎ出す。あるいは、海に遊びに行って二人でボートを漕いでいて、沖に流されそうになり、旦那は一生懸命戻ろうとして漕いでいるのに、過去に自殺未遂をしたときの話をめんめんと語っていたりとか。
これを、「『女性は家庭に入るべき』という世間のプレッシャーがあったから、自分を殺して夫のために尽くした才能ある女性の悲劇」として見てあげなきゃいけないとしたら、ばかばかしい話だ。世の中にそういうプレッシャーは確かにあるんだろうけど、この映画の中には特に表現されていない。私は正直、だんなのほうに同情してしまった。で、私は「あんたあの娘と寝たわね!」とシルヴィアが暴れまくるところで席を立ったので、その後は知りません。ちなみに映画館で私の隣に座っていた熟年カップルはそのシーンよりもう少し前に席を立っていました。
あと音楽も、なんだか取ってつけたようで……私は最初のシーンから違和感があった。
【追記】向島さんとこにトラックバック、送ったのだけど反映されてないみたいです。ここから大抵のブログツールにはちゃんと送れているのだけど、hnsに送ったことないからなぁ。大丈夫かな?


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あ、yucoさん、ごめんなさい!こっちのトラバのシステムにバグがあるのが今解りました!yucoさんのお陰で気づいたので感謝、ですが、お手を患わせちゃってごめんなさい。同意がいただけてうれしかったです。
トラックバック、そうだったんですか。何度か送ったんだけど反映されなくて変だなぁと思っていたのですよ。<br><br>この映画の感想は検索していろいろ見てみると、結構ほめている人も多くて不思議です。映画を途中で出てきたのなんて私ははじめてなんですけどね。