2003-04-01 (Tue) [長年日記]
#1 Hotwiredの消えた記事(エイプリルフールねた)
『ブログの時代は終わり これからは「はいぱー日記しすてむ」』という記事がbulknewsを通してRSS配信されていたようなんだけど(WikiAntennaで見た)、実際にWired Newsに飛んでみると消えている。エイプリルフールねたなんだろうけど、だれか記事を見た人はいないかなぁ。
【追記】Bulknewsのページの、Wired Newsのところにこの記事が載っている。ここから飛ぶと "International Server Error" http://bulknews.net/index20030401.html というのが出るので、Bulknews側のネタか。
よく見ると結構変なのがまざってる。
ケータイWatch ■ ドコモ、トイレつきケータイ「Omaru505iS」発売へ
INTERNET Watch ■ Windows 2003 Server の発売は2005年に
Daily ASCII Linux ■ 松浦亜弥はDebianユーザだった!
ファミ通.com ■ 任天堂、腕時計型のゲームボーイアドバンスを発表
ZAKZAK ■ 産経新聞社、ディープリンクを全面許可しRSS配信を開始
Yahooニュースもみんなステキ。
2003-04-07 (Mon) [長年日記]
#1 新現実 vol.2
このvol.2を買ってくる前に、ネットで検索して新現実vol.1の感想を見たが、厳しい評価がほとんどだった。この本の責任編集をしている大塚英志という人が、こういう評論系の雑誌を出すことがいかに経済的に厳しいことかということと、だからこそ書き手側が自分の意見を発表できる媒体を作っていきたいというようなことを書いていた。それ自体は私には納得できたが、vol.1を読んだ人の感想は、「でも、それでできたのがこんな(低レベルな)ものじゃねぇ…」という感じであった。私はvol.1の方を読んでないので結局分からないけど。
さて、vol.2である。表紙からしておたくっぽい。高校の制服みたいなミニスカートで銃を持っている女の子の絵なのだが、これが『「新しい現実」を生きる思想誌』“新現実”で“特集 天皇制への立場”という本の表紙だというのはなんともなじまない。
やっぱり文字が細かくて多いのでなかなか大変。特に天皇論など普段あまり考えない問題に関する文章はとっつきにくい。ネットの著作権とか、五十嵐太郎の建築とセキュリティについての文章とか、以前に同じ人の文を読んだことがあったり、考え方を把握しているものはまだ読めるんだけど。
ギコ猫問題についての文章は、ネットやっている人ならまっとうだと思われる考え方でまとめてある。五十嵐太郎の文は論というよりは最近の建築とセキュリティがどうなっているかという紹介かな。巻末のマンガは面白くない。他のマンガの引用をすればカッコいいとでも思っているのかね?タッチはともかくきまぐれオレンジロードの内容なんて忘れたよ。
あとちょっと印象に残ったのは団塊ジュニア以下の世代はバカだという文章。私はまさに団塊ジュニア以下(1975年生まれ)なのだが、ここに挙げられている特徴にあてはまるとは自分では思ってない。筆者も「必ずしもこういう人ばっかりじゃないし」とか書いて逃げを打っているのだけれど、この特徴の描き方にちょっと興味を持った。
今日読んだのはこのくらい。あとまぁギャルゲーについてとかも読んでみるか…。
#2 日本語WikiNameのURL
「新現実」に「ローレンス・レッシグ情報」として載っていたURLはこれである。
http://www.yuco.net/wiki.cgi?%A5%ED%A1%BC%A5%EC%A5%F3%A5%B9%A1%A6%A5%EC%A5%C3%A5%B7%A5%B0
こんなURLを載せることに情報価値があるとは思えない。誰がこれを見てキーボードから入力しようとするね。でも他にどうしようもないしねぇ。これは日本語WikiNameを使う場合の問題点だなと思ったのでいちおうメモ。
日本語ドメインが使えるようになったら
http://www.yuco.net/wiki.cgi?ローレンス・レッシグ
みたいにならないのかなぁ?
【追記:この内容は現在、http://wiki.fdiary.net/NetSociety/?LawrenceLessig で見ることができる。】
#3 江戸川アパート見学
取り壊し目前の江戸川アパート見学。部屋まで見せてくれる。最後の人はほんの数ヶ月前まで住んでいた。江戸川アパートは同潤会アパート群のなかでも最後に建てられたもので、それまでの設計の集大成的なものになっているという。今の集合住宅との最大の違いはお風呂や食堂、床屋などを共同で持ったり、そこに住む人たちの間にコミュニティを作ろうという意識が高かったこと。中庭もきれいに手入れされていた。
#4 ヘンリー・ダーガー展@ワタリウム
ここの本文が空で「登録」ボタンを押すとエラーになってしまう。力尽きたのでそれだけ書いておく。
# kdmsnr [ブラウザが勝手に変換してくれる例。 http://www.google.com/search?hl=ja&q=レッシ..]
# ほそのひでとも [「誰がこれを見てキーボードから入力しようとするね。」ってのは素直な感想だと思う。 でも日本語ドメインが使える・使えな..]
# きた [LessigというWikiNameにする,というのが今のところ一番現実的でしょうねぇ.]
# 財務@ホテル暮らし [きまぐれオレンジロードは、 超能力者の主人公とヒロインが結ばれる話です。 ヒロインは最後に主人公が超能力者であること..]
# Dice [今更ですが、参考までに。 「日本語URLとUTF-8について」 http://www.zob.ne.jp/~kana..]
2003-04-11 (Fri) [長年日記]
#1 はてな近藤さんインタビュー
うおー。wikiにtDiaryに関心空間。それにいしなおさんも。こういう文化圏がまとめてメディアに出たのはこれがはじめてでは?
先週風邪引いてから、ちょっと体調悪めで(せき鼻水くしゃみがとまらない上ときどき頭痛で普段より疲れやすい感じ)仕事以外のことをする余裕があまりなかったのだけど。がんばろ。といっても来週は仕事の山で忙しいのだけど。
2003-04-13 (Sun) [長年日記]
#1 CreativeCommonsLicenseを外しました
結城さんが書かれているような危険性に気づいてはいたけど「この日記には自分で撮った写真くらいしか置かないからいいや」と思ってライセンスを置いた。でもよく考えたらamazonからの画像を使って本の感想を書いたりもしたいなぁと思ったので外すことにした。
今後このライセンスを使うとしたら個別のコラムみたいなものにその都度適用させた方がいいのかも。
#2 朝日美穂とクラムボン
のCDを買ってきて聴いているのですが、いいですねー。岡村靖幸トリビュートの中で「だいすき」と「カルアミルク」がいいなぁと以前から思っていて、最近になってからふと思い立ってこの二組の曲を買ってみようと思い買ったのです。これから金曜まで厳しく仕事モードなのですが、この2枚のCDをお供に乗り切るつもりであります。
2003-04-14 (Mon) [長年日記]
#1 お尋ね者トランプ
……フセインから順に。ドメインが.milってことで、べつにパロディサイトでもなんでもない正規の軍のサイトなのね。なんだこりゃと思ったのでメモ。
しかしちゃんとした目的があって、asahi.comの記事によると、前線の兵士がトランプで遊びながらお尋ね者の顔を覚えるという教育的効果を狙っているみたいですな。(読冊日記より)
2003-04-15 (Tue) [長年日記]
#1 Blog議論@今日の谷島宣之の情識
忙しいのにこんなネタを見つけたので更新してしまう。このページは翌日になったら書き換えられてしまうので。
「谷島宣之の情識」で、こんなメールが読者から来たとして紹介しています。ある意味blog論の典型的な意見ですね。私はこれに割と賛成だけど。
しかしIT Pro(の一部)に、こういういかにも個人サイト的な意見が掲載されるとは。もちろん「実は個人サイトには、今まで思われていた以上の力がある」ってことを言っているのが、いわゆるblogムーブメントってやつなんだろうけど。
■「blog」という言葉は,私も含めた日本人インターネット・ユーザーの一部から反発を買っております。なぜなら,米国人がblogなどと言い出す前に、日本には「Web日記」の文化があったからです。1995年頃からWeb日記を始めている人たちが日本には多数います。そしてWeb日記とblogは本質的にまったく同じものです。にもかかわらず,最近になって「米国にはblogというインターネットの新しい文化がある。日本人もblogを始めるべきだ」という内容の記事がマスコミをにぎわせています。これはあまりにもいただけない内容です。「なんでも米国が新しく,正しい」という戦後日本人の典型的な思考パターンを踏襲するものです。「米国でいうblogは,日本においてはWeb日記という名称ですでに定着している」。これが真実であり,公平な記事の書き方だと思います。
そういえば完結したsplash!でのdemiさんの連載も同じような結論に落ち着いていると思うのだけど、海外事情をよく調べてあって面白かった。
さーてしごとしごと…。
2003-04-22 (Tue) [長年日記]
#1 理系のための恋愛論 第98回
たとえば、会社の同僚と飲み会に行く道中、女の子が何やら紙袋にたくさんの荷物を入れて重そうにもって歩いている。そういう場面で、その荷物をかわりにもってあげられる男の子ってわりと少ないものです。
こんなとき、私だったら「気が利かない男どもめ」とものすごい勢いで怒ったりしてしまうのですが、男兄弟がいる女の子は「いいじゃない、それくらい」と、とても寛容だったりするのです。
本来自分の荷物は自分で持つもので、たとえ自分が女で一緒にいる相手が男だとしても、好意で持ってくれるのに対しては感謝するのが普通だと思うのだけど。それを「ものすごい勢いで怒ったりしてしまう」筆者って……
で、彼らに頼もうとするとき、私だったら、 「ちょっと気が利かないわね。荷物もってよ。重いんだから!」 というところを、 「ごめんね、悪いんだけど手伝ってくれる? ありがとう」 と、とってもシタテ。
後者の頼み方は、私には「下手」どころか社会的常識のあるごく普通の人間の会話に思える。酒井冬雪は文中で自分を「気の強い私」とか言っているが単に傲慢なだけで、一体どうやったらこんな考え方が生まれるのだろうか。バブル期のアッシーメッシーみたいなのを引きずっているのか。
そもそもこの「理系のための恋愛論」って「どうせあんたら理系できもいおたくなんだから、女の子へのサービス方法くらい覚えなさいよね!」的なにおいがして嫌い。理系の男の子はくれぐれもこんなもの信じないで欲しいものである。
まぁ今回の記事で言っている「異性の兄弟がいる人のほうが、そうでない人よりも異性をよく知っている場合が多い」*1という意見自体には同意だ(上のような意見を持っている私にも弟がいるし)。たとえば、この記事はvoid GraphicWizardsLair( void ); //から知ったのだけど、男兄弟しかいない人のほうが、otsuneさんのいう「媚び系サークル壊し系女」に引っかかりそうな気は確かにする。
すでに本になってるのね。
*1 しかしこの程度のことはいろんな所で書かれていることなので、べつにこんなコラムを通して知るようなことでもないと思う
#2 山形浩生『たかがバロウズ本』(大村書店)
(どうもamazonプラグインがうまく使えない。tDiary-users:amazon.rbを見てもどう書けばいいのか全く分からない→【追記】解決。プラグインページの説明も増えてよかったです。ありがとうございます)
あちこちに飛びながら読んでいたので全部を読みきったかどうか自信がない(でも8割以上は読んでいるはず)けどとりあえずいくらか感想。
ネットにある感想などでは、かなりが「ばろうずってトライしてみたこともあるけど、難しくてわけわかりませんでした。でもやっぱり読めたものじゃないんですね!!」みたいな「やっぱり王様は裸だったんですね」的な感想が目立つ。
私にとってのこの本の面白さは、ある作家について人生と作品を結びつけて、平易な文章で、ここまでものが言えるのか、という部分で、この本の中の具体的な仮説に対しては、「えっ、そうなの?」「ちょっと待って……」という感じがする。
バロウズおじさんという人は、過去の記憶を文章にしてカットアップすると自分の記憶も書き換えられるという考えを持っていたようだ、というのはこの本のポイントの一つだろうが、どうやってこんな奇妙な信念を持つようになったのだろうかと思った。麻薬に対しては、はまった時期もありながらもそれなりに科学的に見ていたようなのに、自分の記憶というものに対して、こんな非科学的な考え方をどうやって身につけてしまったのか。内縁の奥さんを射殺してしまったことをそのくらい後悔していたから、というのが答えなのだろうか。
そりゃ後悔もするだろう、この人と気の合う人など、インテリ不良サークルに属していたって簡単には見つかるまい。自分のパートナーを自分で射殺してしまう、というのはビジュアル的に想像してもかなりきつい経験であるのは間違いない。
あと「自由を追求しても結局は不自由だ」という話は、どうなんだろ。まだ全部読んでないのであれなんだけど、じゃあ結局、「若いうちに目の前にある選択肢から何かを選んで、義務を引き受け不自由にも耐えてがんばりましょう。職に就かずふらふらしていてもあまりいいことはありませんよ。家族や配偶者は大事にしましょう(手元が狂ったら本人を射殺してしまうような危険なゲームに付き合わせるなどもってのほか!)」みたいな結論(あからさまにそう書かないとしても)になるんかな?
そもそも、amazonの著者コメントにあった「バロウズは自由の勝ち組だとみんな思っている」というのが、生きてるころを見てなかった自分としてはいまいちぴんと来てないので、「彼は自由ではなかったのです」とか「自由でも幸せになれるとは限りませんよ」と言われても、そうかもしれないねぇ、という感じかな。
2003-04-25 (Fri) [長年日記]
#1 作成者本人が死亡したウェブログはどうなる?
これはやまがたさんが書いていた「メディアと怪談とインターネット」内「7.墓としてのWWW」とほとんど同じ話だよなぁ。こちらによると1996年の文章だということがわかる。いよいよ個人サイトを持つ人が増えてきて、多くの人が意識するようになってきたということか。
そういえば大久保駅で電車にはねられて亡くなった韓国人学生の個人サイトというのも話題になったし。こちらは出会い系サイトで知り合った女性とぐるになったグループに殺された人のサイト。
2003-04-29 (Tue) [長年日記]
#1 シカゴ
池袋のロサ会館にて。人気のある映画だし土日なので混んでいると思ったが、7時からの最終回なのが良かったのか空いていて余裕で座れた。
いやーすごかったです。元気になりました。教訓としては、アメリカ人はたんすの中に銃を持っているので、自宅で怒らせるのはやめておいたほうがいいと思いました。これがもともと実話というのがすごいなぁ。でも考えてみれば日本社会も似たようなものか。マスコミと司法制度に対するすごい皮肉なのだけど、1920年代のアメリカには、すでに現代と変わらない性質があったということか。


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# kengo [最初bulknewsでエラー出ているのかなと思ったけど International server errorというの..]
# yuco [こまかいエラーメッセージにもネタが仕込んであるのかもしれませんね。私には分からないけど(笑)>Internation..]
# 財務省三 [http://www.mag2.com/ 私は、ここがすごいなあと思いました。]
# きよっしゅ [あなたの勤め先もやっていますな(笑)>http://www.eiga.com/ Biztechでやると怒りのメールが..]
# yuco [一月も経ってから知ったけど、これいいっすね http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/..]