2002-10-07 (Mon) [長年日記]
#2 槇文彦展@代官山ヒルサイドテラス
まず現在進行中のプロジェクトの紹介(図面と模型)があり、最後にこの展示会の会場でもあるヒルサイドテラスの説明パネルが続く。海外を巡回してきたそうで、説明はほとんど英語。
#3 セバスチャン・サルガド写真展@Bunkamura
わたしはこのサルガド氏という人を知らなかったのだけど、ブラジルの寒村に生まれ、経済学修士を取ってブラジル大蔵省に務め、その後政治的な問題で亡命し、ロンドンでエコノミストをしたあとパリでフリーカメラマンになった人らしい。
写真はすべて白黒。遺体写真とかもあるのでカラーだと生々しすぎるのかも。最後は子ども一人ずつの写真。黒人の子どもって目がすごく潤んでいるというか、不思議な光り方をするなと思った。肌の色とのコントラスト?表情も個性的でとても惹かれる。
かなり量があって満腹感があった。他の世界にトリップしてから帰ってきたような感じ。わたしが日々暮らしている世界の外には、ここのように便利でも快適でも安全でも清潔でもない世界が広がっていて、そこで生きざるをえない人たちもたくさんいる。私の悩みなんぞちいせえなぁとも感じた。
#4 ピカソ展@上野の森美術館
公式サイトにも混雑表示があるくらい混んでいる。日曜日の朝一で行こうと思ったが、ちょっと出遅れて11時に。
若い頃の作品を見せるというコンセプトもあって、簡単なスケッチ的なものが多いのと混んでいた*1のとでざざーっと適当に見た。油絵はポスターにもなっている「初聖体拝領」とあと数点程度。というわけ満足感は薄めの感じ。来てる人たちには「おまいらピカソの名前だけで来てるんやろ」と小一時間問いつめたい。わたしも人のことは言えないが。
あと、観たあと混みまくりのミュージアムショップを通らないと外に出られないってのはどうなのよ。絵はがき買ったけどさ。そういえば、この美術館って規模が小さい割に入場料は周りの大型美術館と同じくらいだからいつも「見た感」が薄いんだよねー。この規模でこの値段でも、なんらかの後援がつかないと赤字だというのはわかっているのだけど。
*1 入館まではスムーズだったが、入ってからは例の私の嫌いな「並んですこしずつ進みながら横にある絵を見る」というやつである。というわけでうんざりして40分くらいで出てしまった
#5 ウィンスロップ・コレクション展&常設展@国立西洋美術館
ハーバード大付属の美術館らしい。6年前にアメリカ東海岸を旅行したときには、ハーバード大付属の別の美術館に行った。名前は忘れたけど、そこは印象派中心でルノワールの20代の自画像があって、いい男だなと思ったことが印象に残っている(笑)。
このコレクションは世紀末系というか、ロセッティ*1とか、バーンジョーンズとか、ビアズリーとか、ギュスターヴモローとか、そのへん。あと一緒にくくっていいのか分からないけどアングルとか、クールベとか。絵はがきコレクターの私が買いたくなる感じのコレクション。しかし欲しいものがあまり絵はがきになっていなくて、結局モローの1枚だけ買った。
その後常設展へ。ふつう、特別展だけ見に来て常設展は見ずに帰る人が多いと思うんだけど、実は常設展は空いてるし、このくらい大規模だとやはりいいものがある。特別展にあったモローとかも何枚かあるんだよね。
ここはル・コルビュジェが設計していることで有名だが、特別展の展示場は何が来るかわからないし、それによって動線、レイアウトも変わるし、搬入搬出のしやすさを第一に考える必要があるのでどっちみちそんなに変わった設計はできないのである。改修前を知らないのでオリジナルがどんなものかよく知らないけど。
その点常設展会場は吹き抜けとか階段とか、たてもの的にも見るべきポイントがあるのであった。
*1 この人の名前をいつもど忘れする。ベアータ・ベアトリクスをはじめて生でみた


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岩手に来て1年半が過ぎましたが、展覧会には1度も行ってません。<br>いや、仕事で土偶展というのを見に行きました。<br>美術関係はまったく貧困な生活です。
ど、土偶展・・・ちょとうけました。
たくさんの土偶たちと触れ合ってきました、と言いたいのですが、<br>土偶たちは、ガラスの中に入っていて触れ合えませんでした。<br>日本でも珍しい石ころがあったそうですが、私にはその価値が分かりませんでした。
そう言えば、夏休みに僕がもって言ったスクラップに、<br>その記事も貼っておきましたよ。<br>「土偶167点を展示」と言う見出しでした。
そういえばスクラップブックの中に展示かなにかの取材の記事あったね、見たような気がするよ。