1999-04-14 (Wed) [長年日記]
#1 面接の練習
CITIBANK社の、Practice Interviewという企画のことを、知り合いから回ってきたメールで知り、参加することにした。これは、CITIBANKの人事部の研修で、社員が学生の面接をするのだが、学制は無給である代わりに、自分の面接についてのフィードバックを得られるというもの。
あたしは、既卒の時に就職活動をしたり、海外インターンを申し込んだりしたが、面接重視の試験で受かったことがいちどもない。逆に筆記重視の試験なら、人生を大きく変えたであろうと思われる、高校、大学、大学院といずれも第1志望にパスしている。入社試験では、筆記でふるいにかけてから面接(これが一番多い)、いきなり面接、書類選考の上面接などいろんなパターンがあるが、どのパターンであれ、間違いなく最初の面接で落ちてきた。既卒だったからか、女だからか、はたまた人間性に問題があったのか…。
筆記で落ちるのは、「努力が足りなかった」で済むけど、面接で、しかも第一面接でことごとく落ちるというのは、自分という人間が否定されたようで嫌だった。だから、「面接のフィードバックを得られる」と言うのを、ぜひ試してみたかった。
事前に履歴書をFAXで送っておいて、当日は指定されたとおりにスーツを着てCITIBANKが入っている天王洲アイルへ。立派なビルに入って、面接官は50代くらいの男性だったが、会うなり、「(都市工学科教授の)N先生知ってる?」と聞かれた。面接官は彼と高校のとき同級生だったそうで、N先生のうわさ話などし、なごんだのち面接が始まる。
そういう始まり方だったこともあって、いたってスムーズに面接は進み、その後のフィードバックでも悪いことはほとんど言われなかった。こうなると、「共通の知り合い」の存在は良かったのか悪かったのか…。
ただ言われたのは、「もっと自分をアピールする材料(ex.困難を乗り越えた経験など)を用意しておいて、質問に結びつけてしゃべれるようにした方がいい」ということだった。あたしは、既卒で就職活動をしたときに、あるグループ面接で、「絵に描いたような自己PRを言おうとするあまり、面接官と対話が成立しなくなっている状態」を見たことがあり、「こいつらバカちゃう?」と思ったことがあった(ちなみに、その時は6人の面接で、実に4人がこれ系だった。あたしの就職活動のうちで、唯一2次面接まで行ったのはこのときだ。)だから自然にお話しするのがいいのだ!と思いすぎていたのかもしれない。
自分に対するフィードバックが終わった後は、面接官に対するフィードバックを、他のCITIBANKの社員に対して行う(もちろん会社側のねらいはこれを聞くことだ)。この人はあたしの面接を見ていたわけではないのだけど、面接が苦手であることを言うと次のようなアドバイスをくれた。
- 面接が始まったときには、もう結果は決まっている。(筆記試験がそうであることはわかっていたけど、面接はその場勝負だと思ってました。ハイ)
- それは、どれだけ相手がほしいものをキャッチし、それに対応した「話す材料」を準備してくるかによる。
- だからといって自己PRを丸暗記するのは良くない。前もって話す内容に関する文章を書いておけば面接のときにも自然に出てくるはずだ。(なるほど、いろいろ書いてみることね)


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