2000-11-18 (Sat)
#1 いきなり「部屋探し日記」スタート。
条件は- 丸の内線ないしは南北線沿線
- 8万円台まで。当然安いほど良い
- バス・トイレ別
- ワンルームでもツールーム(?)でもいいが、合計10畳以上
- 駅から10分以内
- 2階以上
- 近所(徒歩5分以内)にスーパーがあること
まず、ISIZEでいくつか問い合わせをしたら、送信後5分くらいで携帯に電話がかかってきて驚く。以上に挙げたような条件を伝えたらFAXしてくれるとのこと。また、早く入居した方が安いとせかされる。
でも、問題は金だ。入居時の敷金礼金家電家具など(あたしは寮生活なので、家電家具類はほとんど持っていない)とうてい一人で払いきれるような金額ではないので親に援助してもらわなければならない。だから結局親次第だ。
2005-11-18 (Fri)
# FlowerLounge [「行方」かー。個人的にはもっと「Future」を意識して(させて)欲しかった。手塚治虫的ピカピカの未来が想像(創造)..]
# yomoyomo [公開情報が出ている以上、告知は自由ですよ(笑) 書名に「Future」が入っていないのはワタシもちょっと違和感を覚え..]
# yuco [私も最初、公開情報になっているんだから…と思っていましたが、FlowerLoungeさんからの指摘で、そういえばyo..]
# yuco [MM/Memoのサーバダウン(?)によりMM/MemoのRSSが読み込めなくなっているので、クリッピングの読み込みを..]
# yuco [上記の件、元に戻しました〜。]
2006-11-18 (Sat)
#1 『グロテスク』(桐野夏生、文春文庫)
東電OL殺人事件をモデルとして書かれた小説。慶應がモデルらしい、小学校から大学までエスカレーター式の私立Q女子高の学園生活と、主人公の同級生のその後を描いている。同級生としてオウム真理教としか思えない宗教に入信した人まで登場する。90年代日本の病んだ部分の縮図というか。
本書の和恵(東電OL)の奇行の数々は創作なのかなと思ったが、こちらのまとめによると、かなり実際に近いようだ。現実の彼女がどうしてこういう行動に走ったかは謎なんだけど、本書での解釈は、彼女は「努力すれば何でも手に入る」という“学校的”な教えを信じて生きてきた人だということだ。しかし、高校でも、生まれとか容姿とか親の財力とか、本人の努力ではどうしようもないものにぶち当たっているのに、それに気づかない的を外れた努力ぶりで周りからは冷笑されている。
和恵は就職して総合職的な仕事をすることになるんだけど、男女雇用機会均等法以前なので会社に女性はほとんどいなくて、男ならインフォーマルなグループに入ってなんとなく居心地よく楽しくやれるのだけど、女は「従来の女の仕事(お茶汲みとか)」に加えて男の仕事をしなければいけないし、人間関係的にも居場所が少なく、同期入社した数少ない女性も相次いで辞めてしまう。しかも、元々外した努力をしてしまうような、人間関係において観察力が足りない人で、友人もいないので、当然彼氏もできない。
そんな生活の中で無意識のうちに「寂しい」「生身の人間とぶつかりたい」という思いが募り、それを満たしてくれるのが彼女にとっては売春だった。それは彼女にとっては「昼間は大企業の総合職、夜は娼婦」という“魅力的な自分”イメージを持てることでもあった。
ここで、なんで立ちんぼの売春婦が魅力的なのかと思うが、たとえば「銀座ホステスは“女として一流”」みたいな物言いと根は同じだと思う。そういう、男に対して性を売れる女がすごい的な信仰は和恵だけではなく、普通の女性も持っている。本屋の女性向け自己啓発本コーナーに行けばそれがよく分かる。「銀座ホステスが教える〜」とか「現役キャバ嬢が教える〜」とか、彼女らを教師として男の落とし方を学ぼう的な本が山ほど出ているのだから。和恵は年をとっていて魅力もなかったので「性を売る女」の中では最下級にランクされる仕事しかできなかったけど、それでも「性を売る女」を辞めたくなかった。
Amazonの単行本のページには、著者インタビューの一節がある。
「私ね、この世の差別のすべてを書いてやろうと思ったんですね。
些細な、差別と思っていないような差別。
お金も美醜も、家柄も地域も、勉強できるできないも、
全部の小さな差別をいれていこうと思ったんですよ。
エリートになればなるほど、たぶんものすごい差別が
いろいろたくさんあると思うんです。
競争が激しい。それが女の子の場合、もっと複雑になるというのかな。
厳しいんじゃないかと思うんですよ、女の子は。」
(「本の話」7月号 『グロテスク』著者インタビューより)


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