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1999-11-02 (Tue)

#1 津田国際研修センター

津田国際研修センターというところ、この4月から通っている。約2ヶ月で一期となっていて、今期で2期目。私は国際公務員志望者訓練コースのドラフティングコース(要は英作文)に入っている。はじめに入る時にプレイスメントテストを受けて4段階(下からセンテンス、パラグラフ、エッセイ、アドバンストライティングだったかな?)あるうちの一番下のクラス(センテンス)を薦められて、そこに入り、この期の最後に一段上のクラスに進んでもいいということだったので、今はその上の「パラグラフ」にいる。

感想としては、とくに一番下の「センテンス」は、大学にそれに相応するレベルの授業があったし、独学でもできるレベルだ思うので行かなくてもよかったかな?と思った(意志が弱いあたしには通う価値あったかも。しかし学費は高い…)。級があがるほど、そのようなハイレベルな英文ライティングを教えているところは少ないと思うので、行く価値はあると思う。また、20回で8万5千円(1授業あたり約4000円)の学費は級が上がっても変わらないので、お得だろうな。

授業は、先生によって差が激しい(全員ネイティブの外国人)。先学期の先生は、おおらかな感じの人で、まあまあ良かったかな。先学期、ある先生が欠席した代わりに私たちのクラスの担任の先生がそこに教えに行き、その代わりに別の先生が2回だけ授業をしたのだけど、この人は非常にやる気のない感じで、授業の間ほとんど写真を見せて生徒同士でディスカッションをさせていたりする。また今の先生は、非常に厳しくやる人で、宿題の英作文で言われたこと以外の事を書くと減点になる。

また特徴的なこととして、ディスカッションや英作文の教材に、国連機関に関するビデオとか途上国の人を写した写真を使うことが多い。

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2001-11-02 (Fri)

#1 「O(オー)」

東京国際映画祭にて「O(オー)」を見てきた。ぴあで「シェイクスピアの『オセロー』の舞台を現代アメリカのハイスクールに置き換えた映画」と知って無性に見たくなった。ここでしか見られないと思ったら,12月から全国ロードショー。平日に会社を抜けて(といっても7時からなので勤務時間外ではあるが),渋谷のbunkamuraまで行って,あせって見に行かなくてもよかった。

原作があるので筋はわかっているのに,見ていてはらはらする。バスケのシーンもすごく迫力あるし。アメリカのハイスクールの,ちょっと暴力的な感じ(って経験したわけじゃないが),強さとか賞とか名誉をストレートに重んじる感じが出ていると思う*1音楽は前編ヒップホップ系で通しても良かったかも。

ただ,嫉妬を抱いてオセロをおとしいれるヒューゴ(イアーゴ)以外の登場人物が,どうしてそこまで彼に協力するのかわかりづらい。強豪バスケチームのメンバーではあるが,しゃべり方はぼそぼそしてるし,あまり魅力的なキャラクターではないのに,どうしてあんなに人を動かせるのかな,という。 それにしてもここの公式サイトは情報量が多い。最近の映画はみなそうなのかな。私にとっては見る前は,ぴあの3行くらいの紹介しか情報がなかったけど,もし映画を見る前にここを見てて,あらすじとか,俳優がどうやってこの映画のための訓練をしたか,なんてことまで知っていたら冷める。映画を見てからこのサイトの存在を知ってよかった。このサイトではヒューゴ(イアーゴ)役のジョシュ・ハートネットの扱いが大きいけど,この映画はやっぱりオーディン(オセロ)の魅力だと思う。

*1 たとえば日本の高校だったら,と考えてみると,全校生徒の前で表彰されるということがそこまでの名誉にならず,むしろ恥ずかしいし,だから大きな嫉妬と復讐心を抱くきっかけにはなり得ないだろう

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2002-11-02 (Sat)

#1モンテ・クリスト伯」@日比谷スカラ座

映画が見たい、ということで雑誌を見て適当に探して行ったのだけど、偶然初日だった。日比谷ってオフィス街という印象しかなかったけど、劇場とか映画館がけっこうあって休日に遊びに来る人がわりといるところなのですね。

社会的地位や財産などすべてを失って牢屋に入れられ、一旦は絶望しても自分の精神と肉体をたゆまず鍛え続け、そこを出てから大逆転するというのはシドニィ・シェルダンの小説やマルコムXの伝記にもあるけど、ドラマのひとつの典型だよな。たぶんこれが大元の元ネタなんだろう(マルコムXは実話だけど)。絶望的な状況にあってもユーモアを忘れない司祭のキャラクターがよかった。

映画としての良し悪しというよりはこのストーリーだったらどう映画化しても面白いよな〜と思った。原作を読んでないので読みたい。たぶんナポレオンの政治がらみの話とか、貴族になりきるための礼儀作法を学習したり(そこで牢屋の中で得た知識が生きるはず)というところは2時間に収めるために省略されているんだろうな。

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2005-11-02 (Wed)

#1 既視感。

2002年に書いた日記よく似た記述を見つけた。

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#2 RSS広告をやめた

以前入れたRSS広告だけど、この広告入りRSSをbloglinesにいれて観察していると、更新してもいないのに上がってくることが多く、更新チェックというRSS本来の役割を果たしていないと思ったので、やめることにした。見る人に不便な思いをさせてまで広告で儲けたいとも思わないので。

幸い、bloglinesでは広告入りRSSは私以外に誰も登録していないので、ほかのRSSリーダーでも多分広告入りRSSを読んでいる人はほとんどいないだろうけど、もし使っている人がいたら http://diary.yuco.net/index.rdf にしてみてください。

私がbloglinesに登録して読んでいるサイトにはRSS広告を使っているサイトがいくつかあるが、本文が更新してもいないのに上がってくることが多く、正直いって迷惑。また、RSS広告とは関係ないけど、seesaaブログも更新してないのにRSSが上がってくることがあるけど、なんでだろう。

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2006-11-02 (Thu)

#1文藝ガーリッシュ』千野帽子(河出書房新社)

mixiの「文藝ガーリッシュ」コミュニティより

ここまでの流れ。
2005年05月17日 コミュニティ開設。
2005年07月 《東京新聞》より連載のオファー。
2005年10月03日-12月28日 《東京新聞》夕刊文化欄に『文藝ガーリッシュ』連載。挿絵は津野裕子さん。
(略)
2006年10月2日-12月28日《東京新聞》夕刊文化欄にて、『文藝ガーリッシュ』2nd seasonを連載しています。

著者の千野帽子氏(男性)は、自身が作ったmixiのコミュニティがきっかけで、新聞に1日1冊ずつ「文藝ガーリッシュ」な書籍を紹介していくという連載を始め、それが単行本になった。現在は2nd seasonを連載中らしいが、私は東京新聞を取っていないので、こちらも単行本になるといいなと思っている。

本書はデザインが可愛い。カバーも、カバーを外した表紙もいいし、各章の扉も1つずつ別のデザインだったりして凝っている。細かいけど、昔の文庫本みたいにページ上部の高さが揃っておらず、ぎざぎざになっていたり、しおりのひもがついていたりというところもレトロな感じ。

少女的(ガーリッシュ)な感性を持っている小説あるいは随筆を1作ずつ紹介していくという形で、紹介される本は小説が多く、なかでも結婚しておらず、労働もしていない女の子が主役のものが多い(例外もあり)。だから学園ものも多い。

読みながら、あとで手に入れて読みたいと思う本のページを折っていったら、なぜか私が読みたくなったものは本書の前半に集中していた。おそらく前半の方が有名な作者が多く、実験的なものは後半に多いのではないだろうか。前半で紹介されていた本は、以前から別のところからも情報を得ていたからというのもあるかも。

個人的に読みたくなったのは以下のとおり。

本の紹介だけでなく、本書で紹介している代表的な「ガーリッシュ的作家」の略歴紹介とともに評論が挟まっている。

 一九七〇年以降、教養したい男子たちは、大衆化した大学のジャズ研究会やミステリ研究会のような、マッチョで教条主義的でホモソーシャルなサークルに集まります。
(略)
 ここにあるのは、特定ジャンル内の情報を網羅し、その量をもって教養となすという発想です。守備範囲を先に決めておき、そのなかに位置するアイテムをひとつひとつ、すべてチェックしていくことが理想とされます。
(略)
 「哲学」「アート」「ロック」「ミステリ」「SF」、なんでもいいのですが、教養派は歴史的連続性と体系性がある(ように見える)ものが大好きです。そのジャンルの本質、イデアというか理念系のようなものを心に抱く、永遠の少年たちとでもいいましょうか。なにより大事なのは、ロックと非ロック、ミステリと非ミステリの区別をすること。
(略)
 だからむかしから、一人称複数の「ぼくたち」がとっても大事です。同じ大学に行ったとか、同じ太平洋戦争や学園紛争や「一年戦争」を体験したとか、(中略)そういう共通体験をもとに「ぼくたち」の輪郭が決まる。あとは腹芸。

「典型的男の子文化」をこんな感じに評して、その一方で女の子文化として昔のOliveや「ライフスタイル的嗜好」を挙げている。

ライフスタイルにおいては「体系」や「本質」などというものよりも、美意識や流儀や私的な好悪が優先されます。
 本で言うなら、それを手もとに置きたいかどうかは、その本が文学史においてどのジャンル、どの流派に分類されるかという外因ではなく、その本が自分の本棚に似合うかどうか、あるいはその本を置くことによって本棚がより自分好みになるかどうか、といったこちらの事情で決る、という考えかたです。
 森茉莉にとって〈文学〉や〈芝居〉が〈タルト〉や〈グラッス〉と並べられることに意味があったように、ライフスタイル嗜好においては、岩波文庫赤帯や新書館《For Ladies Series》や講談社文藝文庫が、ワードローブやインテリアと同居することに価値があります。

しかし、女の子趣味を無条件に賞賛しているかというとそういうわけではない。

自分の脳内少女を抑制せず甘やかし放題に甘やかした自称乙女の、ウェブ上の私語りには、ディスプレイの前の読み手を硬直させることメドゥサの首のごときものがあります。

こういう視点があるので、選んだ本の中にも無意味に甘いだけのもの、作品としてゆるいものは入っていないのだろうと思う。

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