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2001-06-20 (Wed)

#1 「ワタシ」を前面に出すアエラの記事

アエラの最新号の記事をさっと読んだ。いちばん気になっていたのは私も以前にも日記で書いたことのある「東大の女の子」についてのもの。

全体的には、東大出身だという女性記者が「私のいた頃は地味だったのに、今の子はおしゃれになって、コンプレックスがないのね〜」という内容。記事内に「私が東大にいたときは〜」という記述が出てくる。だから東大出身の外部ライターが書いたのかなと思って読んでいたが、署名やプロフィールなどの書き手にかかわる情報は一切なかった。

アエラって、こういうふうに「私」を前面に出す書き方をすることが時々あるけど、それなのにその「私」がナニモノなのか全然明らかにしなくて、読んでいて気持ち悪い。たぶん一記者なのだろうけど、だったら読者がなぜ(そのキャラクターを買われて執筆しているわけではない)一記者の「ワタシ語り」につきあわされないといけないのか。

記者か外部の人かというのは本当はどうでもいいけど、ちゃんとキャラが見えてなくて「ワタシは〜」って言われてもねえ。

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2004-06-20 (Sun)

#1 原武史『大正天皇』(朝日選書)

戦後初めての「大正天皇」をテーマにした単行本でそうだ。今まで、明治・昭和両天皇の研究の豊富さに比べて、大正天皇に関する研究はほとんどされてこなかったという。

あとがきでは、大正天皇の人生についてこう要約している。

 側室の子として生まれ、肉親からまともな愛情を受けないまま、病気を繰り返した幼少期。有栖川宮というこの上ない理解者を得て全国を回り、健康が回復するとともに、自由奔放な振る舞いを見せた皇太子時代。そして明治天皇の「遺産」という重圧と闘いながら、次第に病状を悪化させていった天皇時代――

オビには『「遠眼鏡事件」は真実か?』とある。私は知らなかったが、「遠眼鏡事件」は、大正天皇が、国会で読み終わった詔書を丸めて望遠鏡のようにして周りを見ていた、というエピソードだ。脳障害のせいで奇妙な行動を取っていたことの例として、ある年齢以上の人なら「必ず思い出す逸話(p.5)」で、一般的な大正天皇のイメージとして広まっているようだ。

本書ではこの事件について、現在残っている証言の食い違いが大きいことなどを理由に、「果たしてこの事件が本当にあったのかという疑念を抱かせるに充分なものである」とした。そして、そのようなイメージをくつがえすような、元気で快活であった皇太子時代〜即位後まもなくまでの大正天皇の行動を中心に描いていく。


大正天皇は、幼少の頃は病弱だったが、結婚と、教育の一環として始まった地方視察をきっかけにずいぶん健康になっていた。また性格としては、家族を大事にして自分の子とよく遊び、全国に出かけて地元の人と打ち合わせなしでフランクに会話することを好んだ。自分の身分のせいで人々が恐縮するのを、むしろいやがっていた。

地方巡啓*1中のエピソードとして、マツタケ狩りに行ったが、妙によく取れすぎる、とヤラセを見抜いて関係者を慌てさせたとか、旧友宅を訪ね、「今日は恐惶だなどは一切よせよ、お前は学校に居る時、俺と鬼ごっこの相手でないか…」などと話し、長居しすぎて予定されていた軍事演習の見学に遅刻したことなどが紹介されている。

韓国を含む全国各地への巡啓を好んだ大正天皇だが、巡啓先では、これをきっかけに道路の舗装や電灯が整備された。カメラにも興味があったらしい大正天皇は、写真嫌いな明治天皇とは対照的に、気軽に新聞社に写真を撮らせ、メディアを通じて皇室の具体的な姿を伝えることになった。これらによって、江戸時代の藩による支配ではなく、全国の日本人はみな日本という国家のもとにあるのだ、という意識を強化した。それが当時の政治家の意図であったが、大正天皇本人がそれを意識していたかどうかはわからない。

大正天皇は、儀式ばったことや政治が苦手だった。しかし、天皇の役割といえばまず儀式と政治である。しかも、強いイメージで富国強兵など日本の近代化を進めた明治天皇のあとだ。比較的自由な行動が許された皇太子時代と比べて、天皇になってからは一気に負担が増し、それが体調にひびいていった。はっきりと書かれているわけではないが、この人は天皇を辞めたかったのではないだろうか。元気だった皇太子時代の振る舞いを見ても、一般人であったほうが幸せだっただろうに、と思える。大正末期には公式行事への参加もできなくなり、のちの昭和天皇が摂政として代理を務めていた。

昭和天皇は、祖父である明治天皇を模範とする教育を受け、天皇になってからもそのように振る舞い、公的な場でもたびたび尊敬の念を表現していた一方、父の大正天皇についてほとんど語っていないそうだ。

*1 皇太子が各地を視察すること。天皇なら「巡幸」

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本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを読む]

# kayakaya [原武史さんの著作はお薦めです。近代日本政治思想史のホープですね。]

# yuco [私は原武史さんの著作は、まだこれ一冊しか読んでいないんですよ。この本でも大正天皇の移動記録を細かく記述していますが、..]

# kayakaya [原さんは鉄道に詳しいというか、鉄道好きみたいです(^^)。鉄道そのもの本も書かれていますけれど、民鉄と官営鉄道のこと..]

本日のTrackBacks(全1件) []

# PukiWiki/TrackBack 0.1:原武史 原武史 † 【はら たけし】 東京都渋谷区生まれ 1962- 原..


2005-06-20 (Mon)

#1 インターネットの夜明けみた

第1回

  • 家の環境は光ファイバーで1Mで見たが、時々音声や動画が止まった。両方同時に止まることはなく、いつも片方だけ
  • 本で読んでも分かることなんだろうけど、昔のコンピュータを見られるのはいいね
  • 当時、コンピュータのメール機能は郵便と競合するから禁止されていたというのがなんとも。まぁ現在実際に郵便を食っているのだろうな戸は思うが
  • ナレーションとか音楽が60年代っぽいというか古めかしい感じがした。最近TVを見ていないのだが、ドキュメンタリーってこんなものだったっけ?60年代の頃の話だからそうしているとも思えないけど。
  • エンディングテーマがの編曲が久保こーじで、おお、こんなところにいたのか!と思った(笑
  • 全12回の前編は6月30日までの掲載らしいから、急いで見なければ。

(追記:第2〜6回みた)

  • 村井純氏が出てきて中心人物に。『インターネット』買ったきりなので読まねば。
  • 第2回:300mの距離でネットワークを作ったが、つないだだけではなく、その上でいろいろできなければ意味がないということに気づいて、村井氏は「こりゃ大変だ」と思った
  • 第3回:大学間をつなぐネットワーク(JUNET)を作り始めたが、「通信自由化」の前年だったので厳密には違法行為で、あちこちに協力を求めても相手にされなかった
  • 第4回:KDDのネットワークを使うことでJUNETは海外接続を実現。しかし通信量が増え、金銭的にも法律的にもKDDの負担になってくる
  • 第5回:会費制のプロバイダのような団体を作ることで上記の問題を解決する
  • 第6回:NTTの研究所と協力することでかさむ電話代の問題を解決
  • 全体的に、通信がいまほど自由ではなかった時代に、法律のお目こぼしをもらいながらうまく協力者が現れて(見つけて?)少しずつ前進していきましたって感じかな。

(追記:残りもみた)

  • 第7回:今までのネットワークの通信料がまた増えて、従量課金制が負担になる。現行のインターネットと同じ技術を使った専用線のネットワークを作ろうとする。最初のサーバールームは岩波書店がタダで貸してくれた地下室にあった
  • 第8回:パソコン通信が始まる。ニフティサーブの立ち上げ話とか
  • 第9回:商用プロバイダが出てくる。まだ邦人向けで料金も高かった
  • 第10回:プロバイダの価格破壊を試みる人が。NTTに接続料金を払う必要のないNTT系のプロバイダ参入に敗れる
  • 第11~12回:今まで岩波書店の地下にサーバーを置いてまかなっていた学術用IXではなく新しく商用IXを立ち上げることになる。その苦労話

全体的に

  • 見せ方って意味ではどうなのかな、ネットワークが繋がって喜ぶ学生(再現映像)みたいなのはもっとあっさりでいいので、文字情報とかをもっと載せればいいのにと思った。私がネットは基本的に「読むメディア」だと思いこんでいるということかもしれない。→と思ったけど、全部見たあとは考え方が変わり、基本的にテレビを見るようにネットを見るって事で、これはこれでいいのではないかと思った。
  • 1回10分前後なんだけど、まとめて見る人が多いと思う。だからCMが3種類くらいしかないのは見てて飽きるし、ネットの広告ならもっと効果的な見せ方があるんじゃないのかとも思う。TVCMをそのまま流しているんだろうか。
  • 広告も本編も、ネットなんだからもうちょっとHTMLを使えばいいのにという意味ではたださんの意見に同意。
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2006-06-20 (Tue)

#1 コメントあり/なしの2種類のRSSを配信します

たださんのtDiary: コメント入りのfeedを読むかどうかは読者に一任するを読んで、makerss.rbを最新のものに入れ替えて、コメントあり/なしの2種類のRSSを配信できるようにした。

今までこの日記のRSSは、コメントのないものを配信していた。ブログのRSS配信ではコメント抜きが一般的なのと、常にきっちりスパム対策ができるかどうか自身がなかったから。ただし、今後引き続きそのRSSを読んでいると、そこにはコメントが入ることになります。引き続いてコメントなしのRSSを読みたい場合は、以下のものに入れ替えてください。

となります。今後もコメントなしのRSSを読みたい人にはお手数をかけますがよろしくお願いします。

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#2 そろそろデジタル一眼

キヤノンのEOS Kiss Digital Nが欲しい。

一眼レフは初めてなので、エントリーモデルがいいなということでこれとニコンのD50と迷ったのだけど、今日お店に行って触ってみたらやっぱり軽いのって魅力だよなということで。

Kiss DNとD50はエントリーレベルのデジタル一眼ということであちこちで比べられているけど、どこでも「どっちも同レベルなので、好きな方を買え」というのが結論になっているっぽい。

ううむ、一晩寝てから決めよう…。

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