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1999-05-29 (Sat)

#1 「東南アジア青年の船」最終面接

グループディスカッションのお題は「船上で日本を紹介するプログラムを行うことになった。あなたならどうしますか?」というものだった。(ちなみに去年は「少年がナイフを持つことについて」など時事的なものが多かったという。)あたし以外のメンバーは、「日本の伝統文化を紹介したいんです!!」という人たちで、「食べ物」「落語」「祭り」etc.という意見が出た。

伝統文化一辺倒もなんだかな〜と思っているあたしとしては、何とかして反論しようと思ったのだけど、去年合格した子に、「協調性がないと、集団生活になじまないと見なされて落とされるらしい」という話を聞いていたので、「あまり他人の意見を否定しすぎないように…」と思いながら、しかもしきり役を買って出た女の子が、最初ひとわたり意見を言ったあと全く私に振ってくれないので苦労して割り込んで、

「台湾の留学生と話していて、『日本は台湾を植民地にしていたので、台湾の人たちの対日感情も悪いでしょう』と訊いたら、『そんなことはない、植民地として支配するためとはいえ、学校を作ったり鉄道などのインフラ整備をしたので(それが終わった時点で戦争に負けてしまったので、搾取するヒマがなかったとも言えるし、その後の国民党の支配の評判が悪かったからかもね)、結果的に台湾の役に立っている。日本のことはよく思っている人が多い』という返事に驚いた。具体的にどう紹介するかははっきり分からないが、そういう外国に対する感情とか、その国の社会について、私は外国のことを知りたいので、日本のことも知りたい人がいるだろうから伝えたいと思う」

みたいなことを言った。みんなの感想は、「まあ、そういうことも必要なんでしょうねぇ…」という感じですこぶる反応が悪く、やりにくかった。

あたしはこのプログラムを去年も受けていて、去年は普通に面接を受けてさくっと落とされたので、「ここで地を出しては落ちる」という思いが強く、面接を受けるときに緊張してしまった。特にグループディスカッションで、ずっと考えてきたテーマがまさに当たったにもかかわらず、あるいはかえっていろんな思いが頭の中で錯綜し、なかなか言いたいことが言えなかったのが残念だ。あんなに発言量が少なくては落とされるかも。それに、結局「日本の何を伝えるのがいいのか」について自分の中で結果が出ずに面接に臨んだわけで。

それならばいっそ、「言いたいことを言って合わないのならば、それは仕方がない。あたしのように考える人間は落ちて、『日本の伝統文化』を伝えたい人が合格するプログラムなら縁がなかったのだ」という風に割り切っても良かったのではなかろうかと、後から思った。やっぱり猫はかぶれない人間なんだわ、あたし。

グループディスカッションの他の試験は、教養試験(マレーシアとインドネシアの場所を反対にするという大ポカをやらかしてしまったし、その他にもあまり出来が良くなかった。案外落ちるとしたら、これが原因かも…)、英会話試験(面接官の先生にも褒められたし、自分でも去年同じ試験を受けたときよりしゃべれるようになったと思う。これはこの一年間の成果としてとても嬉しかった。話した内容は、学部3年のときのNYでの語学研修と、その時滞在していたWagner Collegeについてなど)、個人面接である。結果は、う〜んでも今年もちょっとダメかな??

<結果>

やはりダメだった…あたしは総務庁御推薦の人柄にはどうもなれないらしい。っていうかこんなに面接が弱いまま就職活動を迎えていいのか、あたし。

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2002-05-29 (Wed)

#1 検索がいろいろきてますね〜。「斉藤美奈子」でgoogleの10位以内に入ったのにはおどろいた。あと、しばらく前から「ほそのひでとも」で検索してくる人が多いのですが─今回のには「ほそのさん」なんてのもあったり。

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#2 VOGUE7月号「建築家はベストパートナーですか?」かんそう

全体的に「ヲトコの品定め」的な視線が漂う企画。さすがに谷口吉生夫妻はゴジャース(@ぽむ企画)で、この二人をトップに持ってくるのはよくわかる。前文に「なぜか彼ら(建築家)のパートナーには、違う分野の第一線で輝く女性が多いのです」とあるけど、それは最初の谷口夫妻とその次だけで、アトリエワンとかクラインダイサムとか、思いっきり同業者、というか共同で仕事してるじゃん。

女性誌にありがちな「いい男紹介」的に若い男の子をいっぱい載せて、「好きな女性のタイプは?」とか訊いているページがある。これにスタイリストが付いていて,大学院生に派手な柄シャツを着せたりしているのだが、まぁ〜似合わないんだこれが。「着せられてます」というのが見え見え。私の学部時代には、「建築学科の男の子は他学科の子よりおしゃれである」という通説があり、まぁ確かに他の学科と比べれば・・・という感じではあったが、それでもあの原色系柄シャツを着こなせるやつはいないだろう。

それから、VOGUEでやるにしては「なぜ今けんちく?」という疑問に答え切れていないように感じた。アート系ヲシャレカプル&イイヲトコ紹介なら、映画監督とか工業デザイナーとかでもいいような気がする。これがカーサブルータスなら分かるんだけど。

建築家のヲトコをいかにつかまえるか、という話で、私が学部生の頃に「協奏曲」というテレビドラマがあったことを思い出す。田村正和が建築家で、キムタクが田村正和の建築家にあこがれる建築家見習い、この二人から愛されている宮沢りえが「女の子だから何にもできないの〜」みたいなことを言ってこの二人の間を行ったり来たりするという話だった(逆か。これは建築家ふたりが宮沢りえをつかまえようとしている話か)。

あのなぁーきょうび女の建築家だっているぞ、というつっこみもあるが、そこを譲るとしても、演技はもとから下手で、さらに激やせした宮沢りえには、モテそうな二人の男がそこまではまる魅力は感じられず、脚本も、自分の意志とかがまるでなさそうなキャラクターになっていて、やな感じのドラマだった。

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本日のツッコミ(全8件) [ツッコミを読む]

Before...

# nicola [>なぜ今けんちく? やっぱそりゃカフェブームでしょう。 カフェブームきてカフェインテリアきてカフェファニチャー作りま..]

# ぽむ桂 [お、『VOGUE』かんそうだ!ということでワタクシも初ツッコミ。 何故今けんちく?『POPEYE』のデザイン集団特集..]

# dark star [あ、ぽむの左の人だ!ファンですう(なんじゃそら)。]

# yuco [>殺助さん そうすると「メンズ」の「ズ」は要らないと思うのですよ。Men'sの'sは複数形じゃなくて「〜のための」っ..]

# yuco [やっぱりいま一般のけんちくブームってカフェ方面から来ているんでしょうかね。ただ,いまおしゃれとされているカフェといわ..]

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2005-05-29 (Sun)

#1 新書いろいろ

小谷野敦『帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて(ちくま新書) ISBN:4480062467

という、『もてない男』ISBN:4480057862の続編ぽい本が出るようです。というわけで未読。『もてない男』と同じくちくま新書から。(via 2ch新書スレ

武田英克『満州脱出―満州中央銀行幹部の体験』(中公新書) ISBN:4121007697

いま読んでる本はこれ。「怖いよ」といって薦められました。

著者が終戦後、日本軍のものではなくなった満州から脱出するまで。新書にしては珍しい体験記。1985年出版だからちょっと古いものですが。

烏賀陽弘道『Jポップとは何か』(岩波新書) ISBN:400430945X

戦後のJポップの歴史。テレビやCMとのタイアップがいかにして盛んになり、その後衰退したか、とか。

鹿島茂『悪女入門』(講談社現代新書)ISBN:4061496670

『マノン・レスコー』『カルメン』『椿姫』などのヒロインがどうやって男をたらしこんだか、とかそういう話。小説に合わせて「男とはこういうものなのでうまく騙しましょう」的な説明をつける。まあ小説に合わせなきゃいけないので何とでも言えるんだけど。『ナナ』は今ならヒモのいる人気AV女優だろう、とか、現代日本に合わせて思い切り身もふたもなく書いてあるのだが、別におフランスの小説を特別視せず普通の人間が描いてあると考えれば、そんなもんかもね。

福井健策『著作権とは何か』(集英社新書)ISBN:4087202941

読みかけ。あちこちで評判がいいので読んでみたが、著作権についての分りやすい入門書。文章も読みやすいし、今までなら別々の本を当たらなければいけなかったのであろう著作権がらみの有名裁判や事件の解説に多くを割いているところもいい。

鈴木謙介『カーニヴァル化する社会』(講談社現代新書)ISBN:406149788X

最近の若者論総まとめみたいな感じ?それ以上のレベル(監視とか、データーベースとか)については理解できた自信がないな。若年層の就職についてのあたりは、しばしば言われていることでもありよくわかったんだけど。

今までの議論の整理のあとで持論を展開しているところは、もう一回読まないと分からない感じだな〜。というわけで保留。

橋口稔『ブルームズベリー・グループ』(中公新書) ISBN:4121009169

これも読みかけ(読みかけ多すぎ)。ブルームズベリー・グループというのはイギリスの上流階級でケンブリッジ大学の友人関係とかその兄弟関係から発生した知的グループで、ケインズとヴァージニア・ウルフがいたのが一番有名。

ロナルド・ドーア『働くということ』(中公新書)ISBN:4121017935

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2006-05-29 (Mon)

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