2000-02-11
# [Book] 新教養主義宣言
学校行きに本屋で買って来て、学校で読みふけっていたら終電を逃した。さらに,著者の山形氏のサイトに行っていろいろ読んでいたら翌朝になった。疲れたので学校の机で,昼過ぎまで寝た。
語り口調がいい。あたしもこういう文章書きたい。その為にはここに、こんなたらたらした文章を書いているよりむしろ勉強して、自分の専門分野を作りかつ幅広い教養が必要なのだろうと思う。内容についてはうまく表現できない。評価できるほどの知識がないし(面白いけど)。時間が出来たらちゃんとした感想書きたい。
あとこの人はかなり口悪いけど心底悪い人ではないのだろうな〜という感じがする。彼は都市工卒業生でシンクタンク勤務なのである。OB訪問したい。
<振り返って>
このとき山形さんの名前を初めてちゃんと認識したのですな〜。「ちゃんとした感想」は未だに書けてないけど,そのあとも何度も読み返して頭に入っているので,いまさらなぁという感じ。ただ私に上のような文章を書かせるほど刺激的で,それまでこのような文章を読んだことがなかった。
この本を手にとったきっかけをもう少し詳しく書くと,私と同じ研究室で,シンクタンク志望で就職活動していて,たまたまOB訪問した相手が山形さんだったとゆー人がいた。その人に「都市工の卒業生で,シンクタンクの研究員でかつバロウズとか訳している変わった人に会ってすごく面白かった」と聞いていた。そのときに,山形さんのサイトもちょっと見たんだけど,その時はあまりちゃんと読まず,その後ずっと忘れていた。
しかしこのとき,今はもうない本郷三丁目の本屋でこの本を手にとったとき,「たしかこんな名前の人だったような」と急に思い出して,ちょっとだけ立ち読みしてやっぱりこの人だと思い,それに結構面白そうな本だなと思って買ってみた。この本屋で欲しいなと思う本があっても,あとで生協で買おー(いくらか安いから)と思って後回しにし,そのうち忘れてしまうというのがいつものパターンなのだけど,このときは気づいたらレジに向かっていたのだった。いやあ今にして思うといい判断であった。
上の文章が,当時できたばかりの頃のファンサイト「山形浩生勝手に広報部」の掲示板で引用されたのが,あそこに書き込んだりするきっかけだった。このとき結局「OB訪問」はしなかったけど働き始めてから会ってるし。
それから、後から気づいたのだけど,上の文章って書き出しがこの「新教養主義宣言」にも出てきている日出国の天子の書評によく似ている。書いたときは本当に意識していなかったのだけど無意識に影響されていたかも。
ちなみに、本の内容のほとんどは山形氏のサイトに公開されているものなので,それをピックアップし本の順番に並べ替えた「勝手に新教養主義宣言」でそのかなりを読めてしまう。(2001.12.30)
2006-02-11
# [Architecture][Museum] 前川國男建築展@東京ステーションギャラリー
東京ステーションギャラリーはこの展示を最後にしばらく閉館するらしいので行けて良かった。照明や階段の古めかしい感じが好きな人は好きだと思います。
展示は、模型あり図面ありでかなりのボリューム。当時は当然だったんだろうけど、手書きの詳細図とか凄いな〜と思ってしまった。コンピューターの普及で、人間が直接手に鉛筆を持って描く技術はどんどん落ちていくと思うので、こういう人の手で細かい図面を書く技術って、100年後くらいには、江戸時代の技術みたいにもう復元できなくなりそう。
あと終戦まもないころから活躍していた建築家の作品を見るたびに思うんだけど、建築が国家とか時代を作っていくのに疑いを持たなくて良かった世代の人はいいなあ。
印象に残ったのは、終戦後まもなく建ったという木造二階建ての新宿紀伊国屋書店。いま建っている新宿紀伊国屋はこの人の設計なのだけど、これが建つ前に木造二階建ての店舗がこの人の設計であったのだ。それが、本棚が少なく、テーブルの上に書籍を平積みにするのがメインで、かつテーブルと椅子の読書スペースというのがあって、書店というより図書館のような感じ。建築としてすごく特徴があるというのではないのだけど、戦争が終わって文化を求める人たちがまぶしい目で見たんだろうな。


